JICA海外協力隊の世界日記

アラブとアフリカの狭間スーダン カッサラの日々

ホドラとグラーサ

スーダン料理について、どう作るの?とあれこれ聞いていたら、

同僚がグラーサとホドラ(モロヘイヤのムラーハ)を作ってきてくれました!


グラーサ=小麦粉と水と塩などを混ぜてパンケーキ状に焼いたもの


ムラーハ=野菜と肉を煮込んだもので、様々な種類がある


日本語に訳すとムラーハはパンやグラーサなどの主食と一緒に食べるおかずや「たれ」のようなものです。


スーダン人の主食はパンやグラーサ、ソルガム粉と水を合わせて発酵させ薄いクレープ状に焼いたキスラなどです。


活動先では同僚と一緒に10時頃、朝食を食べます。


食事の時間が日本とは異なり、朝出勤前に家で紅茶を飲み、

10時頃に職場で朝食、

16時頃に帰宅してから昼食、

夜は21時くらいに牛乳とパンを少し食べるそうです。

スーダンでは右手で食べ物を直接掴んで食べます。


ムラーハはトロっとしてねばっこくて、スプーンがあればいいのに、、、

と思いますがグラーサで包むようにして食べます。


左手はトイレ専用の手なので使いません。

またある日は、レンズ豆を煮込んで潰したアダスにパンをつけて食べました。


大きなお盆に皿を乗せて、皆で囲んで食べます。

結婚式やお祝いのときにはご馳走がこれでもかと出てくることがあります。


テーブルに乗り切らないほどのお皿は上に積み重ねます。


ジグニ(チキンの辛い煮込み、エチオピアの料理:カッサラはエチオピアが近いのでたまに出てきます)、

焼き羊肉、鶏肉、カバービー(肉と野菜の炒め物)、ご飯、マカロニ、チーズや野菜が中に入った揚げパン、シャッタ(辛いタレ)、パン、フルーツサラダなどなど。


この時は本当に多くて、美味しくて、食べきれませんでした。

スーダン人と一緒にご飯を食べていると、食べろ食べろとどんどんすすめられます。


よく噛んでゆっくり食べる、という日本の教えはここにはありません、、、


食べて太れ、女は太っていた方がいいのよ~とおばちゃんたちに囲まれて過ごす日々です。

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