JICA海外協力隊の世界日記

サーイドゲッタン(幸せたくさん)を目指して

言葉は心を超えない、けれど。

相変わらず、アラビア語を話すのが苦手だ。

でも、だからと言って、伝えることがうまくいかないわけではない。

伝えることに必要なものは、

「技術」以上に「思い」なんだと。

いくら取り繕って綺麗な言葉を並び立てたって、

そこに「思い」がのっていないと、伝わらないと。

不自由な言語だからこそ、余計な部分は省く(省かざるを得ない)からこそ

それがグッとわかる。

(そう思わないと、ちょっと「きつい」ってのもある。)

でも、

この前知り合った人に、聞いたこと。

「アラビア語のフスハー (アラビア語の共通語のこと)がわかれば、

1000年以上前の本を、普通に読むことができるんだよ。」

すごい。

そんな前から、変わらず使い続けられる言葉。

そんな美しい言葉を愛おしく思った。

少しでもいい。

ここを離れたとしても、

ここで話した言葉、

あびた言葉、

覚えておこう。

そして

伝えたい思い、

大切にしよう。

أنا اصلى عشان تكونوا كلكوا

مبسوطين

「みんなが幸せになりますように」

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