JICA海外協力隊の世界日記

ベナン人、はじめました。

私が日本語教室をやる理由。

配属されて3ヶ月後くらいから、つまり去年の夏頃から週に1回、日本語教室を開いています。

日本に行きたいから日本語を習いたいというベナン人に出会い、日本語の苦手な私ですが少しでも力になればと思い始めました。

道端や、学校巡回活動をしている中でも日本語を習いたいという声はよく聞かれます。その度に教室の宣伝はしていたのですが、結局本気で習い始めたのは3人。

一人は、発音が良く、若いだけあって飲み込みも早い中学生。

もう一人は、あまり出来は良くありませんが、日本に行きたいという気持ちだけは人一倍強い高校生。

そして最後は、カナダに留学経験があり、英語となぜかアラビア語(とスペイン語?)も話せる30代の語学マスター。

3人というと少なく感じますが、経験のない私からするとギリギリ指導していける人数です。

この3月にベナンに来て1年を迎えるということで、私は休暇をとり少し任地を離れていました。

そんな休暇明け一発目の授業は、、、

そう、テストです。

今まで、授業スタイルから教材から全てオリジナルでやってきました。

ということで、もちろんテストもオリジナル。

いじわるして少し難しくしてみましたが、全員半分以上とれていました!!

自分のやり方に自信はなかったですが、みんなのやる気でここまでこれたのだと思います。

ゼロからのスタートでたった半年足らずで【ひらがな】【カタカナ】はほぼ完璧。

来週からは、漢字も始めようかなーなんて思っています。

(私の方が、そろそろ動詞の活用など仕組みを理解してない部分が教えられなくなってきました、ピンチ…;´д`)

大好きな日本に行きたい

私の生まれ故郷日本にそんなに興味を持ってくれて、私のスパルタ授業に弱音を吐かない彼女たちだからこそ私も頑張れるのです。

彼女たちが本当に日本に来られる日がくるのを夢見て。

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