JICA海外協力隊の世界日記

カワカミアヤのマラウイ来まっシマ!

わたしの活動って? "「はたらく」ということ"

Monire

世界日記をご覧いただきありがとうございます。

ここまでマラウイのことや配属先のことについて紹介してきましたが、ふと「あれ、わたしの活動内容を紹介してないのでは?」ということに気がつきました。

と、いうことで…

今回はわたしが現在配属先で行なっている活動について書いて行きます。

【わたしの要請内容】

配属先からの要望として挙げられていたのは主に4つ。

1.各患者に対する治療への支援

2.理学療法科の付き添い者やスタッフの技術支援

3.理学療法科の運営管理の改善支援

4.同国のJICAボランティア(理学療法士)との共同による幅広い支援活動(アウトリーチング、学生指導など)

です。

【実際にわたしが今行なっている活動】

わたしが現在活動の中で重きを置いているのは要請内容の中では

・各患者に対する治療への支援

・理学療法科の運営管理の改善支援

・インターン(学生)への技術支援

の部分。

具体的に書いていきます。

治療支援については、自分もチームの一員に入り外来・入院患者の治療を行っています。1人で行うことも多々あります。

運営マネジメントについては、外来患者の予約表作り、物品の管理、足りない物品のための予算申請の補助などを行っています。

インターンへの技術支援については、インターンシップ中の理学療法士と一緒に患者さんの治療を行ったり、ケースレポートの添削を行ったりしています。日本の医療現場でのスーパーバイザーと一緒ですね。

インターンとは?と疑問に思った方は以前の世界日記(Physiotherapistって何?日本との違いは?)をご覧下さい。

配属先に赴任してからのこの9ヶ月、わたしは特に全力でマンパワーとして活動し、各患者に対する治療への支援を行ってきました。

結核性脊椎カリエス、内反足、脳性麻痺などの小児全般など、日本では稀な疾患や今まで経験のない疾患もあり、自分自身新しいことを学ぶ毎日でした。

最初は要請の全てのことを満遍なくやらなきゃ!

と躍起になっていましたが、配属先で活動していくうちに

・自分がここで学べること

・自分がここで出来ること、やりたいこと

・自分が配属先と一緒に頑張っていけること

が少しずつわかるようになってきました。

それも全力でマンパワーとして活動した今までの9ヶ月間があるからだと思います。

よく「ボランティアはただのマンパワーではない」と言いますが、患者層の把握、入院患者や外来患者の流れの把握、同僚の知識・技術を知る、自分の知識・技術を知ってもらうには自分もチームの一員として働いてみることが私には必要でした。

その過程の中で配属先と話し合い、上記のような活動に焦点を当てることになりました。

配属先での活動は私にとってもチャレンジの連続ですが、この国で私1人では出来ないこと、そして彼らもやりたいと思っているけど一歩を踏み出せないこと、これらをお互いに助け合いながら残り約1年間活動していこうと思います。

今回はわたしの配属先での活動内容について簡単に説明しました。

また継続して活動報告していきたいと思います!

ご覧いただきありがとうございました。

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