JICA海外協力隊の世界日記

TANZANIA SAFARI

3.仕事内容

こんにちは。日本はお盆ですね。
派遣前訓練の語学の最終試験で、お盆について説明してくださいというお題が出て、とても困ったことを思い出しました。
 
 
今回は、私の仕事について紹介します。
私は、経営管理という職種で、中小企業を支援する政府機関の地区オフィスに所属しています。配属先の敷地内には、食品・日用品・機械などを作る約40社の中小企業が入っており、タンザニアのモノづくりの現場を見ることができます。企業の紹介記事もそのうち書きたいと思います。

 
私の仕事の要請内容は、一緒に仕事をするカウンターパートと、中小企業に改善活動の指導をすることです。が、本配属されて半年たつ現在、まだ全然改善の指導には至らず…。というのも、カウンターパートのメインの仕事は、起業したい人向けの講習会の開催と中小企業向けのビジネスアドバイス。彼を訪ねて毎日たくさんの人がオフィスにやってきます。現状、彼らへの対応と講習会の開催で手いっぱいの状態。
 
一緒に改善指導に行く時間を作るために、まずは私たちの仕事の改善からスタートしなければ…ということで、データ整理をしたり、オフィスの5Sをやってみたりと、ゆっくりですがやれることを探して進めるようにしています。そろそろ本来の要請内容も進められるようにしたいと思いつつ、あまりこだわらずに、できることからやっていければとも思っています。

 

1枚目の写真は、起業したい人向けの講習会でカウンターパートが改善を教えているところです。レクチャーがとても上手なので、私は出る幕がありません。

2枚目はスワヒリ語版の5Sのポスターです。スワヒリ語でも頭文字をSでそろえています。5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)は改善の基礎。片づけることが目標ではなく、品質向上や働きやすくするための手段だということを伝えていきたいと思っています。

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