全身サモア

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慶野 結香
(神奈川県/秋田県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
学芸員
派遣国
大洋州
サモア 首都アピア
一言メッセージ
2016-3次隊として、2017年1月末から太平洋の真ん中に浮かぶサモア独立国にある国立博物館(Museum of Samoa)へ学芸員として派遣されています。

 

10月のサモア

2017.10.05

日本ではもうヒーターを出したなんて声もきかれますが、サモアは年中暑い…雨季と乾季の別はあり、最近は気候変動で不順になってきてはいるものの、市場に出ている果物や暑さや日差しの質の違いで季節を感じている今日このごろです。ちょっと前からフィジーではマンゴーが旬らしいですが、サモアは12月頃とのこと。待ち遠しい。

最近はイベント続きでした。まずは"PMC Day"と呼ばれる、サモアの省庁など公共事業を展開している団体の式典(9月29日(金))から。

私の勤めるサモア国立博物館は教育スポーツ文化省の一部であり、この日は行進をし勤続表彰など式典ののち、省庁や公共事業団体に混じって活動紹介の展示を行いました。

「新しい取り組みの紹介」と展示に要件があることに前日気づき、8月に行った職業訓練ワークショップの紹介をするべく写真のセレクションをやり直し、前日に作ったパネルの運び出し依頼をしていましたが、大きくて車に積むのがめんど無理だったのか、結局パネルは運んでもらえず。

当日、様々な部門から集まった展示物をみて、パット見で物量をかまそうとする担当者から、そっと博物館から出した展示品のゾーニングを守るために闘いました。納得いかないので、これから博物館で展示をやり直そうと思います。とても風が強い日で設営には骨が折れ、他の省庁が出している展示物を見ても、建物のなかで行った方がいいと心から思ったのでした。

日曜日の朝、見慣れた風景に違和感を覚えました。住んでいる部屋を出てすぐ見える、首都アピアのまちのシンボルである時計台。これはサモアの実業家であり独立運動の指導者だったネルソンが、1918年のインフルエンザ大流行による死亡者とオーストラリアとニュージーランドの兵士として第一次大戦を戦ったサモア人兵士たちを記念して建てたモニュメントですが、急に白からピンクになってしまいました。

塗り替えよう!となって違う色を塗る…私の職場でもかって起こったことのため一瞬肝を冷やしましたが、これは乳がんの啓発活動”Pinktober”での取り組みとのこと。

はじめこそダイナミックなやり方に度肝を抜かれましたが、一週間ほどたって段々見慣れてきてしまいました。果たして10月が終わったあと、元の時計台にちゃんと戻るのでしょうか。

さて最後は、"World Teachers' Day"(10月5日(木))です。公共サービスの日と同じく、行進や先生の表彰など式典が行われたのち、様々な活躍をしている先生方のスピーチや中高等学校のスタッフによる歌や踊りのパフォーマンスが繰り広げられました。先生の日だからか、あまり生徒たちは会場にいませんでしたが、バラエティに富んだ楽しい式典でした。写真はレイフィフィ中高等学校の先生たちによるコーラスの様子。

今週日曜日は子どもの日のような祝日、ホワイトサンデーがあり、まだまだ行事が続きます。サモア人の同僚は教会で行われる子どもたちの踊りを指導する、子ども用の白い服を新調するなどで、最近は職場にいられないほど一日中忙しいそうです。

それが終わったら、クリスマスに一直線なんだろうなあ。