JICA海外協力隊の世界日記

ガーナよりAntire!(こんにちは!)

子供の笑顔のために

WFPガーナの取組みのひとつをご紹介。

現在進行中の栄養介入プロジェクト。準備は昨年から進めていて、ようやく年末から試験的にスタートしました。

2歳未満児に対する栄養不良予防のプロジェクトです。

地域のヘルスセンターや薬局と協力しながら、対象地域の6ヶ月から23ヶ月の子供達に栄養補助食品を配布します。

(離乳食の始まる6ヶ月児からが対象。)

今回配布している栄養補助食品とはピーナッツを主原料とし、たんぱく質やビタミン、ミネラルを添加したもの。離乳食にこれを混ぜて食べさせます。

妊娠から2歳児になるまでの約1,000日間は、子供の体内の組織や脳神経などを作るとても重要な期間と位置づけられています。この期間に十分な栄養を取ることで、子供の適切な成長を促し、栄養不良を予防することができるのです。

WFPはこの期間に注目し、栄養不良率の高い地域で栄養補助食品配布の本プロジェクトをスタートしました。

試験期間を経て、今後対象地域を広げていきます。次から次に出てくる問題を改善しながら進めていくのもなかなか大変ですが、スタッフを協力して遂行していきたいと思います。子供の笑顔のためにと信じて。。。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ