JICA海外協力隊の世界日記

コンピュータと絵本

街路樹2

 上の写真はひときわ大きな街路樹ですが、歩道の舗装が終わったばかりです。こんなに大きな木だから、そのうち、力強い根が、舗装を盛り上げること必至です。

 大学の正門前に、学生相手の路上店舗が出ているのですが、街路樹の枝に段ボール箱が載っていることがあります。あれは何だ、と学生に聞いたところ、雨に濡れるのを避けるため、ああして木の上に上げておくのだとか。確かにその時、ちょっと雨が降っていました。なるほど、日差しを避けるためだけじゃなく、雨を避けるためにも街路樹は大事なのですね。

 この写真は、歩道の舗装を徐々に盛り上げて、とうとう自分のまわりに穴をあけてしまった街路樹です。舗装なんかやだやだ、と言ってるみたいに見えます。こちらの人は、舗装を直して歩きやすくすることに、あまり関心はないみたいです。それより、この木が日除け雨除けになってくれることの方が大事なのかもしれません。

 日本だったら、ここで子供がころんでけがしたら、だれが責任取るんだ、って話になりますね。日本の子供はここでけがするかもしれませんが、こちらの子供はそんなことないような気がします。

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