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メンテナンス部の方に色々な郷土料理を職場で作っていただく機会があります。食材として多いのは前日の夜に釣ってこられた魚で、大きいものは３枚おろしにして、小さいものはそのままの姿でしばらくだし汁につけたものを素揚げにしていただきます。素揚げですがそれこそ焦げんばかりに揚げます。それにご自宅で採れたタロイモと青梗菜を使った汁物とご飯を一緒に食べます。また、あるときはゆでたタロイモをカップの中に入れ、それに缶詰のハムとキムチを混ぜておやつのように食べたりもしました。魚の唐揚げの話をしましたが、魚がないときはタロイモ、青梗菜入りのスープとご飯のみの時もありました。あるいは袋の上から即席ラーメンを少し潰し、ラーメン添付の粉末の調味料を袋の中に入れて、ウォーターサーバーの90度ほどのお湯を袋の中に少し注ぎ入れしばらく待ってラーメンを食べたりもしていました。これですと、フォークだけで簡単に食べられますし、麺は少し固いままなので、歯ごたえを楽しみながらの食事です。ただ袋周辺が熱いので持ち方に工夫がいります。

日本でおなじみのチキンラーメンでしたら粉末の調味料は必要ではなく、そのままでも食べることが出来ますので、ここではもっとぴったりかもしれません。２回ほど日本のチキンラーメンをあげましたが、大変喜ばれました。ラーメンは数種類が輸入されていますが、日本のものだけではなく韓国のものやベトナムのものなど色々です。チキンラーメンは輸入されていません。カップヌードルも日本の物だけでなく、外国からのものも多くあります。アメリカで作られ、英語で書かれている「ＩＣＨＩＢＡＮ」は、値段が安いこともあり多くの方が食べています。アメリカ産の「ＩＣＨＩＢＡＮ」と日本製の「一番」の違いについて聞きましたが、アメリカ産のは麺に少し脂気があるとのことでした。

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そこで、私が出来る日本のメニューを以下のように何点か紹介しましたが、これからもさらにチャレンジしたいと思っています。

　まず最初に紹介しましたのは「ぜんざい」です。小豆はポンペイに行ったときに手に入れたもので、日本の小豆に比べ倍ほどの大きさのものです。大納言という種類なのでしょうか。このため煮詰めても中々柔らかくなりませんでした。このぜんざいはヤップにいるＪＩＣＡメンバーが集まった新年会の時に食べてもらいました。写真右下のは新年会で出ましたほかの食材の一部も写っています。

　次に冷やしソーメンです。ご存じの通りソーメンは短時間でゆでることが出来簡単です。ポンペイ州に総会で行った折、日本人が経営するホテルのレストランで冷やしソーメンがメニューにありましたので、それをいただきました。ヤップではそれに似通ったように盛って、メンバーの方に食べていただきました。材料はヤップで手に入るソーメン、きゅうり、ショウガそしてポンペイで入手した日本製のソーメンつゆです。つゆは３倍希釈となっていました。

　ヤップの方の中には、麺をすすることが出来る方と出来ない方とがおられます。ラーメンを例にしますが、すすることが出来ない方は袋の上からラーメンを細かく潰し、器に移し替えてお湯を注いで食べます。すすれる方は袋からつぶさない麺を取り出し、器に移しお湯を注いで食べます。ここのメンバーだけではないかと思いますが、日本のように沸騰したお湯の中に麺を入れて数分ゆがいていただくのではなく、ウォーターサーバーで加熱した９０度程度のラーメン用としては少し低い温度のお湯をそそぎ数分経って食べています。

話を元に戻します。ということで、ラーメンをすすれる方は当然ソーメンもすすれますので、結構早く食べていました。そうでない方はゆっくりと食べていました。

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あとこれからしようとしているのは、お好み焼きです。材料は基本ヤップでそろいます。

小麦粉、キャベツ、出しの素、山芋、卵、油はあります。肉類はブロックやステーキ風での販売ですので、冷凍されたものを包丁で薄く切らなければならないので難しいのですが、それを利用したり、ハムやベーコンなどは手に入りますのでお好み焼きの上にのせて作ります。手に入らないものはポンペイで調達しました。日本で有名なおたふくのお好み焼きソース、チューブ入りのマヨネーズ（ビン入りのものはヤップにあります）、小袋入りの削り鰹節などです。天かすやふりかけの青のりはいずれの州にもありません。あと刻みネギも入れるとおいしいのでしょうが、ヤップでも売っていますが値段が高く、もったいなくて使用しない予定です。さらっとしたソースやとんかつ用のどろっとしたソースはヤップでもありますが、お好み焼き用のがなかったときは醤油とマヨネーズで食べていました。

そのあと紹介できるものとして、日本食とは言いがたいのですがチキンライスやオムライスはできるかと思います。あと数点はチャレンジできそうですが、まず自宅で作ってみておいしければご紹介したいと思っています。