純風満帆なバウカウ生活(小林隊員は帰国しました。)

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小林 純
広島県

タイプ/職種
青年海外協力隊
理学療法士
派遣国
アジア
東ティモール
一言メッセージ
地域県病院に勤務しながら、地域住民と一緒に地域障害者が住みやすい地域づくりをお手伝いしています。現在の活動を通してCBR(Community Based Rehabilitation)に基づいた地域開発に興味を持ち、2018/4から通信制大学院で開発学を専攻しています。

 

得手に帆を揚げさせる日本風の支援

2018.05.01

活動

どーも、勤労者の小林は本日5/1はお休みです。

さて、最近同僚の活躍を載せていないのでそろそろ。

IMG_7627.JPG①患者増加:4月の患者数は230人、前月の160人から増加。特に、理学療法科受診患者は前月の2倍。

②同僚の診療患者数の増加:4月は全体の7割の患者を同僚たちが主体的に治療。当初は5割。

協力しながら治療を行う同僚。学びの相乗効果が生まれている。

③同僚の知的探求心の向上:質問の数が一ヶ月50回程度行われるように。昔はせいぜい2-3回。

④同僚の挑戦:スプリントもどきを作ってみたり、テーピングしてみたり、自分からたくさん挑戦しています。

手首の動かない生後4ヶ月の乳児に、ギプスと包帯とクッションを駆使してスプリント(動かない手を支えるもの)をつくってみる同僚。

IMG_7623.JPG

腰痛に対して、キネシオテープによるテーピングを試みる同僚。

得手に帆を揚げる。ティモール人は自信家なので能ある鷹は爪を隠すといった日本の美学は通用しません。全て自分の成果だと考えます。そのため、患者が良くなればどんどん挑戦していきます。

私のカウンターパートはこのような若手の台頭に消極的です。なぜならミスが怖く、治療法に関してブラッシュアップしてきてこなかったからです。今若手が伸び伸びやれているのは、「日本人の理学療法士(私)が釣り竿に餌をセットして、同僚たちが魚を釣れる状況を作っている」からです。難しい症例がきても、私が後ろにいることで「困ったら純がいる」という状況ができたからだと思います。

もちろんずっと私がいる訳ではないので、今後は「釣り竿に餌のセットをし、魚を釣る」という全行程ができるように同僚の仕事の質をサポートしていく必要があるかと思います。後任も来るため、良い形でバトンタッチできそうです。そんな私も、「得手に帆を揚げている」かもしれません。笑

帰国も近いので日本仕様に少しづつ戻さねばと思う今日この頃でした。