純風満帆なバウカウ生活(小林隊員は帰国しました。)

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小林 純
(広島県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
理学療法士
派遣国
アジア
東ティモール
一言メッセージ
地域県病院に勤務しながら、地域住民と一緒に地域障害者が住みやすい地域づくりをお手伝いしています。現在の活動を通してCBR(Community Based Rehabilitation)に基づいた地域開発に興味を持ち、2018/4から通信制大学院で開発学を専攻しています。

 

バウカウの風林火山

2018.05.12

活動

どーも、本日5/12は東ティモールの国民議会議員選挙です。

昨年7月に行っていたのですが、与党議席が足りずに予算案が通らないこと半年、大統領が議会解散を宣言して再選挙となりました。

ということで、本日は自宅待機でございます。

さてさて、人員増加で急激に盛り上げってきています、理学療法科にユニフォームが届きました。

青色、中々活かしてますね。みんなも少しできる人に見えてくるのは私だけでしょうか。(白色はアシスタントの看護師)

そして、JOCVや外国人スタッフにはユニフォームをくれないという謎の体制。「患者がスタッフを認識できるように」とか言いながら、一番認識困難な外国人に渡さないという保健省。正直、このような保健省の根本的な考え方が医療の発展を妨げていると感じます。

理由①:「友達だ、同じティモール人だ」という割に、イベントの際に外国人分の弁当がない(筆者はもらいます)

理由②:手術をするのはキューバドクターなのに「機器の購入」をするのは保健省のティモール人

理由③:薬を処方するのはキューバドクターなのに薬局倉庫にはキューバ人がいない

他国ではこれでも機能するのかもしれませんが、東ティモールでは全然機能しません。挙句ティモール人は、「外国人ドクターは良くない」と。日本人なら「えっ、じゃ自分らだけでできんの」と思います、彼らは「ティモール人ドクターが育つまで助けられて当然と思います」

そりゃうまく連携できませんよね。笑

そんなこんなで、マクロレベルの問題を抱える東ティモール。もちろんミクロも似たようなものです。

風林火山。甲斐の戦国大名・武田信玄で有名な言葉ですね。

私の職場で例えると

・疾如風:疾(はや)きこと風の如く

→携帯を開くのは数秒、患者診療を始めるのは数十分。もちろん退社時間は時間前倒し。(入社時間はご想像の通り)

・徐如林:徐(しず)かなること林の如く

→ドクターから質問されたときの静けさといえば、林を連想します。(無論、答えられません。)

・侵掠如火:侵掠(しんりゃく)すること火の如く

→入社して2ヶ月ですが、理学療法科は彼ら一色。ベッドや椅子は彼らに占拠されています。

・不動如山:動かざること山の如し

→対応が分からない患者が来た時の見事な座りっぷり。そして座っての責任のなすり合い。

あっ、これ誹謗中傷ではありません。今までの投稿みたらわかると思いますが、僕は東ティモールが普通に好きです。笑

東ティモールの勢いはとてもすごいですが、構造的欠陥は相当なものです。(他国に攻められたらひとたまりもない)

参謀として、JOCVのさりげない支援を続けていく必要がありそうです。

またマクロのレベルで政府とつながりのあるJICAや大使館、その他支援団体などの重要性が高いと感じます。ミクロとマクロの協力は不可欠です。

そんなこんなで、風鈴火山のようなバウカウ理学療法科からでした。