JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

ザンビアの首都の様子(経済・交通)

「意外と発展しているんだねー!思ったよりも都会だねー!」首都ルサカの様子を見た日本人が必ず言葉にする、ザンビアに対する第一印象です。

ザンビアは世界有数の銅の産出国であり、日本の10円玉にもザンビアの銅が使用されていることがあるそうです。

銅の他にもコバルトや鉄などの鉱物資源に恵まれており、それらが輸出の大部分を占めてザンビアの経済活動を支えています。

資源に頼った経済であり課題もたくさんありますが、いわゆる発展のスピードは速いような気がします。

実際私も着任した時は、思ったよりも都会で生活に必要な物資は何でも手に入るんだなー…と感じたことを覚えています。

もちろん、同じアフリカ大陸でも南アフリカ共和国のようにもっともっと都会で発展している国はありますが、首都やその他の大きな都市にはショッピングモールが必ずあったり、お寿司が食べられたり醤油などの調味料が手に入ること、諸外国の食事が食べられることを考えると、物価は高いですが、治安面も比較的良いですし暮らしやすい国であると感じます。

ザンビアの交通事情は、日本と同じ右ハンドルで左車線走行です。

そして、使用されている車の9割以上は日本の中古車です。走行距離が30万キロを超えた車が走行していたりもするので、日本車の性能の高さを改めて感じます。

着任した約2年前と現在を比べると、交通量に対するイメージは大きく変わりました。

2年前は、平日の交通量は大変多く、道を渡るタイミングを掴むのが大変で命がけで道路を横断していました(笑)

それに対して、土曜日や日曜日はザンビアの人々は教会に行ったりするため、交通量はとても少なく街も閑散としているイメージでした。

しかし2年経った今、平日の交通量と比べると減りはしますが、週末の交通量もそれなりに多く、あれ?週末なのにこんなに車走っているんだ…と感じ、閑散としたイメージはあまり抱きません。

それだけ、曜日に関係なく人々は働き、経済が動いているということなんだと思います。

2年いたからこそ、肌で感じることができたのかもしれません。

そういえば、お土産として売られているものなどのクオリティーも上がっているように感じます。

経済は動いているのだと感じます。

ちなみに、こちらは首都にあるボランティア連絡所(隊員用宿泊所)です。

男女それぞれ20人まで宿泊することが可能です。着任した時や帰国する時、会議や隊員総会、年に一回必ず実施される安全対策協議会や他の用事があるときなどに使用します。

職種も隊次も任地も異なり、普段の活動や生活では接点がない隊員とたまたま利用する日が一緒だったりすると、そこでいろいろな話ができて新たなつながりが生まれることがあります。

任期残り2ヶ月、めまぐるしく動いていくザンビアの様子を最後までしっかりお伝えしたいと思います。

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