2017/07/10 Mon
イベント
アフリカ第二峰への挑戦 後編
登山3日目は早朝2時起床。
(登山1日目・2日目は「アフリカ第二峰への挑戦 前編」をご覧下さい)
標高4200mということもあり、酸素が薄く眠りも浅い。
みんなで目をこすりながら暖かいチャイとパンで軽食を摂り、ピークアタックに備える。
そして午前3時。
2人の体調不良者(高山病?)を残し、男3人でケニア山のピークに向かう。
外は真っ暗でヘッドライトがないととてもじゃないが登れない。傾斜も急だし、一歩足を踏み外すとと考えるだけで恐ろしい。そんな中、高山病の恐怖と闘いながら一歩づつ歩を進める。
そして午前6時頃、頂上まであと少しと言ったところ。
朝日が顔を出す。雲海も見え、いつの間にか雲のうんと上まで登ってきてたのかと。
ここまで来ればあと少し。
朝日に背中を押してもらいながら、ラストスパート。。。
そして、
ついに、、
ケニア山登頂!!!
初めての本格的な登山やったけど、勇敢なケニア人ガイド、ポーター、そして協力隊の仲間たちのおかげで何とか登頂できた。この経験は間違いなくケニア生活のハイライトの一つとなった!
せっかく登頂したということで、頂上でチャイを飲んだりして壮大な景観を堪能。
ちょうどその時流行っていた某ドラマのダンスまで踊る始末(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=5c1f-5zyTIw←興味のある方は
https://www.youtube.com/watch?v=d0d0TO69acc←こちらはPV風
4日目はひたすら高度を落とす。
一日で約1500m近くも下がったため、酸素が非常に濃く感じる。
標高5000mであれだけしんどかったから、キリマンジャロとかエベレストのしんどさは考えるだけでもキツい。
そして最終日の5日目。
しんどさも感動も共にしたケニア人ガイド、ポーターと記念撮影。
後ろに見えるケニア山が美しい。
あんな遠くから歩いてきたのかと。
記念撮影後、少しだけ歩き無事下山。
非常に濃い4泊5日のケニア山登山であった。
ケニア山登山の感想として、
まず、何と言っても自然が美しい。標高が上がるだけで植物の種類も変わり、歩いていて全く退屈しなかった。
そして、頼もしいケニア人クルーたち。彼らがいなければ登頂できなかったのは言うまでもない。
最後に、忘れてはいけない協力隊の仲間たち。全員で登頂はできなかったけど、絆は確実に深まった。ありがとう!
赤道直下にありながら、頂上には雪が積もることもある魅力的なケニア山。
アフリカに来る機会があれば、一度立ち寄ってはいかがであろうか。
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