2016/08/19 Fri
活動
父の日には手作りのプレゼントを
ブラジルの父の日は,8月14日でした。そこで,父の日に向けてプレゼントを作りました。作ったのは,小銭入れです。ブラジルの学校では,家庭科の授業がないため,裁縫を習うことがないそうです。裁縫は生きていく上で必要な力だと考え,今回,小銭入れを縫って作ることにしました。
ほとんどの子が裁縫の経験がない中,スタート。低学年の子は先生と一緒に,中高生は一人で縫いました。初めは「先生~」と助けを求める子もいましたが,続けるうちにこつをつかみ,最後まで自分の力で縫うことができました。どの子も集中して,安全に縫うことができました。一針一針,心をこめて縫った小銭入れは,どれもステキで,子ども達はうれしそうでした。
飾りにボタンを付けた子がいました。初めての裁縫でしたが,ボタンの付け方を教えると,上手にボタンを縫い付けていました。誰かに教えてもらえば,一度体験してみれば,子ども達はその力を身に付けることができることを改めて感じました。ブラジルの学校ではなかなか体験できないことを,体験できる場を今後も作っていけたらと思います。
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