2016/12/12 Mon
文化 活動
第7話:コットン収穫の季節になりました
写真:コットンを収穫するビエンゲーオ村の女性
私が支援しているビエンゲーオ村では綿の織物が盛んなのですが、材料となるコットンも、村人たちが自分たちの村で育てているんです。
ちょうどコットンを収獲しているという情報を聞き、様子を見に行ってきました!
皆さんはコットンがどうやって出来るかご存知でしょうか?
私はラオスに来るまで知りませんでした。
ラオスのコットンは、だいたい雨季の6月に種植えをして、乾季の11月~12月に収穫する一期作です。
写真:青空に咲く綿花
コットンの木はだいたい腰くらいの高さまで成長します。
そして木の実のようなものが出来て、それが破裂すると中から綿毛が出てきます。
綿毛が盛り上がって一見花が咲いたようになることから、日本では「綿花」とも言うようです。
これを一つ一つ手で摘んでいくのです。
ビエンゲーオ村では白、薄茶色、濃い茶色と、3色のコットンを収穫しています。
写真:ビエンゲーオ村で収穫されたコットン
コットンの中にはたくさんの種が入っています。織物に使う糸にするために、たくさんの工程が必要になり、これがまた手作業で大変!
次回はコットンが糸になるまでの工程を、詳しく紹介したいと思います。
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