JICA海外協力隊の世界日記

ザンベジ川へは徒歩3分

カルテの整理

前回の記事からだいぶ空いてしまいました。

今回は村にあるヘルスポスト(村のクリニック)での活動を紹介したいと思います。中国の支援で建てられたこのクリニックは街から約4km離れており、毎日患者さんが遠くから来ます。4kmといっても未舗装で乾燥しているためとても歩きにくく、1時間ほど歩いてくる村人も少なくありません。

主に、活動として行っているのは基本的な衛生環境の維持です。中でも代表的な5S「整理、整頓、清掃、清潔、躾」は日本でも広く知られるようになりましたが、クリニックでは整頓をメインに行っています。これまでも、山のようにあるカルテが番号順で並んでいましたが、1から見直したところ、順番が入れ替わっていたり番号が重複していたりしていました。そこで、番号のしおりを作り、取りやすく片付けやすくしてみました。

実は、この作業は私が時間のある時に行ったもので特に指導等はせず、時間の都合上途中までしかできていませんでした。しかし気に入ってくれたナースらが続きを最後まで行ってくれました。患者さんのカルテもすぐに出すことができるようになったので、皆喜んでいます。

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