JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

漫才

隣県クラビーにて、さくらキャンプがあり、タイ南部の16校から76名の高校生が集まりました。今年のテーマは「私の食事よくなぁ~れ!」で、より健康的な食生活を実現するため、栄養素に関する知識を学びながら、さまざまな活動と発表をおこないました。タンパク質、炭水化物、脂質などのことばや食品名がむずかしい中でも、歌に合わせて語彙を覚えたり、クイズをとおして知識を定着させたりする工夫がなされていて、わたしも勉強になりました。タイの食事は、脂質や糖質が多いわりに野菜が少なく、偏りがちですが、今回のレクチャーをつうじて、生徒たちが今までより少し栄養に気をつかってバランスよい食事を心がけるようになるといいですね。

さらに今年は、さくらキャンプに合わせて、国際交流基金の漫才ワークショップも開催されました。ボケはおもしろいことを言う人、ツッコミはボケの言ったことを直してあげる人、という役割であることを説明したうえで、「なんでやねん!」「もうええわ!」とオチがつくように話を考えます。日本人でもいきなりやろうと思ったら、頭をひねると思いますが、タイ人はお笑いの潜在能力が高いので、生徒たちもけっこう上手に演じていました。

たとえば、「きのう、ごはんを食べました」「何を食べましたか」「父と母を食べました」「え?父と母と食べました、でしょ?」「いいえ、ちがいます。父と母を食べました」「なんでやねん!」みたいな感じ。簡単な日本語でも十分おもしろい漫才ってできるんだなと教えてもらいました。ウィチェンマトゥ学校でも、ぜひ漫才グランプリを開催してみたいです。

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