JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

変化

今学期から選択科目として日本語を開講したばかりのサパーラーチニー中高校へ、授業見学に行きました。こちらはトラン市内中心部にある男女共学の学校(写真1)ですが、もともとは女子校だったためか、校内がきれいで教室も整頓されており、裏口入学もなく、真面目な生徒が多い印象です。

サパーラーチニー学校では、タイ人の先生1人だけで、中学1年生から高校3年生まで計215名の生徒に日本語を教えています。先生(写真2)はわたしと同い年で、ウィチェンマトゥ学校の卒業生でもあります。先月の理系キャンプ(6月30日)で○×クイズや数字替え歌のアクティビティーを考えてくれたのも、この先生です。また、先日のトランキャンプ(7月8日)でも、高校1年生20名を連れて、ウィチェンマトゥ学校での日本文化体験イベントに参加してくれました。

この日は、わたしが授業見学に来るということで、高校1年生のクラス(写真3)で自己紹介を勉強しました。1クラス40人で、言語学習するには人数が多いですが、生徒は授業中も無駄話せず、会話練習にも真面目に取り組んでいました。
先生から聞いたのですが、トランキャンプに行く前は宿題の提出率が悪かった生徒も、キャンプ後は真面目に提出するようになったそうです。生の日本人や日本文化に触れたことが、日本語学習の動機づけとなったようで、うれしいですね。今後も日本人教師として協力していけることがあれば、と思います。

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