JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

おにぎり

日本と同じように、タイの学校にもクラブ活動があります。わたしが担当する「日本語クラブ」には、10人の中高生が所属していて、これまで、けしゴムはんこ、クリスマスリース折りがみ、書道などに取り組んできました。日本語をまったく話せない生徒もいるので、文化紹介がメインになります。(上は、水習字をしたときの写真です。)

先週のクラブでは、「日本人のホストファミリーがくれたツナマヨの味が忘れられない!」という生徒の声に応えて、おにぎりをつくりました。(毎年12月ごろ、高校1年生は、「ルアムジャイ」というプログラムで、バンコクの日本人家庭へホームステイに行っています。) いつもは少人数のクラブですが、おにぎりをつくるという噂が広まって、この日は急きょ20人が参加することに。
日本食品もあるスーパーで、マヨネーズ、シーチキン、ふりかけ、焼き海苔を調達し、日本米も2kg炊きました。生徒は、あつあつのごはんと格闘しつつも、ホストマザーのお手本を思い出しながら、一生けんめい三角形に握っていました。

さて、お味はどうでしょう。日本人のわたしは、お米の甘みとツナマヨのコクあるしょっぱさが絶妙なハーモニー!と思いますが、タイ人は濃い味が好きなようで、塩をふりかけながら食べる生徒もいました。味覚のちがいでしょうか…日本の味を伝えるというのも、なかなかむずかしいですね。

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