JICA海外協力隊の世界日記

まるタイ日記

日本語コンテスト

隣県のソンクラーでおこなわれたコンテストに参加しました。日本語専攻があるタクシン大学の人文社会学部が主催で、漢字バトル、日本事情クイズ、歌唱コンテストの3種目を競います。ウィチェンマトゥ学校からは、 11人の生徒が出場しました。
漢字バトルでは、「旅館」「砂漠」「椅子」「将棋」の読み方や、「印と伊と、どちらがインド?」「桃と柿と蜜柑と瓜のなかで、どれが仲間外れ?」といったように、漢字の意味も問われました。
日本事情クイズでは、「雷のとき、体のどこを隠す?」「砂漠のある県は?」「一番遅い新幹線は?」「OTOP発祥の県は?」「龍宮城が登場する昔話は?」「今まで『金』は『今年の漢字』に何度選ばれた?」などが出題されました。けっこう難しいですよね。わたしも、最後の質問はわかりませんでした。みなさんは、パッと答えられるでしょうか。正解は「2000年、2012年、2016年の3回」だそうです。
歌唱コンテストでは、映画「君の名は。」の主題歌になった「なんでもないや」や、アンジェラ・アキさんの「手紙」が人気で、多くの生徒が歌っていました。ウィチェンマトゥ学校は、高校1年生の男子生徒が2人、松崎しげるさんの「君がいればそれでいい」と、森山直太朗さんの「さくら」を選曲して、出ました。

コンテスト会場では、文化祭も同時に開かれていました。大学生が浴衣や制服を着て、日本食を売ったり、クロスワードパズルやお面づくりの縁日を開いたり、舞台でソーラン節を踊ったりしていて、来場した高校生たちが日本の文化祭の雰囲気を体験できるよう、工夫されています。高校3年生の女子生徒は、縁日のスランプラリーの賞品で、兜飾りをもらっていました。

コンテストの結果、漢字バトルと歌唱コンテストで、賞をもらいました。おめでとう。勉強をがんばって、来年もまた参加しましょう。(当日は、日本語専攻に進学した卒業生にも会うことができました。上の写真は、そのときのものです。)

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