JICA海外協力隊の世界日記

コンポントムびじょん

#8 コンポントム・ハッピーツーリズムミーティングvol.1を開催!

コンポントムからこんにちは!

現在、カンボジアはお正月ムード真っ只中。

(カンボジアのお正月は4月なのです)

今週末から連休に入ります。

そして5月も連休が多めの月。

カンボジアは連休が多いため、

任期残り9ヶ月ですが実働はもっともっと短いんだろうな・・・と

戦慄しています。笑

帰国までにやりたいことの中の一つに掲げているのが、

「コンポントム・ツーリズムミーティング」。

物凄く簡単に説明しますと・・・

観光に関わる人々の連携強化、

(政府、プライベートセクター、ホテル業、旅客輸送業、小売業、製造(土産)業・・・エトセトラ)

アイディアの共有、

マッチング

などなどを目的にした会合。

普段は交わることのない人々が関わる機会を作り、

そこでコンポントム物産展や観光ワークショップ等を行い

まだ存在しないタウンガイドさんを育成する機会であったり事例紹介やナレッジシェアリングの時間を作れれば・・・と

目論んでいるのです。

官民、国籍、フィールドなどなど、

もっとフレキシブルにカジュアルに話し合う機会が欲しい・・・!

と常々思い、遂に時は満ち、、

先日、実現に向けての第一歩として

漸くvol.1を開催することができました!

(前日の作戦会議も含めたらvol, 1.5くらいでしょうか)

「アイディアはある。

何かしたいけれど1人だととっても難しい。

もっと地域の人々に光を当てよう。」

という想いを持っている人たちを繋げられたら、

凄い相乗効果が生まれるのではないかと・・・。

赴任当初から目論んでいたことではあったのですが、

何せ当時は人脈もない。言語もおぼつかない。

信頼関係もない。

と考えたら、今が最善の時だったのかもしれません。

今回の参加メンバーは、

配属先同部署・旅行業従事者・現地NGO・カフェオーナーさん。

前日の打ち合わせでは教育系ボランティアとして活動している南アメリカ人の方にもご参加頂きました。

今後は文化芸術局のスタッフや宿泊業のスタッフ等も

巻き込んで行けたら・・・!と目論んでいます。

情報提供の重要性、そしてその方法について、各自の理想像や

実地調査の重要性について・・・

議論は白熱しあっという間に2時間が経過。

(前日は4時間でしたが笑)

今回は情報と地域との信頼関係に重点を置いたコンクルージョンとなったため、

vol.2 は実地調査として開催することが決定。

クメール正月明け、

現地NGOさんがスタートアップしたエコツーリズムサイトへ訪問することに。

創造性に溢れ、インタラクティヴな議論が出来ました。

数年前、オフィシャルで官民一体のツーリズムミーティングは実は過去に行われていたようです。が!

「みんな誰も話さない。

特に年上の方の前では遠慮をする方が多い。

だから、同世代だけで話し合う方が双方向の議論ができると思う」

との意見もあったため、

「ボードメンバーは全員同世代」

というunwrittenなルールも出来ました。

仕事終了後、心地よい疲れに満ち溢れた私と仕掛け人で川沿いの屋台に。

ローカルフードであるポーンティーアコーン(孵化しかけのアヒルのタマゴ)でエネルギー注入です。

今後のコンポントムが楽しみで仕方ありません。

※ちなみに、コンポントム「ハッピー」ツーリズムミーティングと、

「ハッピー」を入れたのは私のCPのアイディア。

基本コンセプトは「サッバーイ(クメール語で”楽しい”)」で進んでいこう〜という意味を込めて。

今後もツーリズムミーティングの様子をお届けして行きたいと思っております!

では、最後までお読み頂きありがとうございました〜

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