JICA海外協力隊の世界日記

太陽と海と雨の島

東海大学「望星丸」

 3月17日に東海大学海洋学部の海洋調査研修船「望星丸」が、第50回記念の海外研修航海でポンペイ島を訪れ、職員と学生合わせて162名の皆さんとお会いすることができました。望星丸は2月9日にタヒチを出港し、イースター島、サモアを経てミクロネシアに寄港したとのことです。3月19日にポンペイを出港してから3月27日に日本に到着するまではずっと船の中での生活をしなければならなため、つかの間の陸地での生活を楽しみにしているようでした。

 ミクロネシア大使館の堀江大使、JICAの柴田所長、そして光栄にも私の3家族が船内に招待していただき、堀江大使からはミクロネシアの政治経済と日本との関係を、柴田所長からはJICAが行っているミクロネシアでの活動についてのお話を、そして私はJICAボランティアが行っている具体的な活動について98名の学生の皆さんを前にお話をさせていただきました。大勢の人々の前で話をすることは久しぶりだったので、最初は少し緊張しましたが、学生の皆さんが非常に熱心に話を聞いてくれるのですぐに緊張も解け、とても楽しく話をすることができました。

 その後、学生の皆さんと食堂で一緒にお昼ご飯を食べながらおしゃべりをする機会がありました。中には長野県出身の学生もおり、共通の知り合いの先生の話もできとても楽しく過ごすことができました。2か月近く、決して広いとは言えない船内で生活している学生の皆さんはとても礼儀正しく、統率が取れていて、食事の後片付けや清掃も非常に手際が良く、素晴らしいものを見せていただきました。様々な機会で、「最近の若者は」に続く言葉はネガティブなものになりがちですが、決してそうではない若者の姿を見ることができ、うれしく思いました。

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