JICA海外協力隊の世界日記

ボルネオきのこ屋日誌

可愛くて美味しいスッポンの食べ方

昨日は雨の日でした。そんな日には野生のスッポンが散歩していることがあります。当然拾って帰ります、そして食べます。ボルネオの先住民も大好き、可愛くて美味しい高級食材、スッポンの食べ方を説明したいと思います。

“スッポンに噛まれると雷が鳴るまではなさない” そう、スッポンの解体は闘いなのです。まず首を落とすまでが勝負、やつが首を伸ばした瞬間に、ここぞとばかりに斬りかかる!ミスると噛まれます、普通に痛いです。度胸のない人は途方に暮れること間違いなし。私もあやうくそうなりかけましたが、なんとか首を落とすことに成功。その後は甲羅を剥いで、胆嚢と膀胱を取り出し、あとはパーツごとに切り分けていきます。驚いたことに、スッポンは首を落としても動きます。ちょっと動くとかではなく、普通にまな板の上から逃げていきます、首なしで。そして内臓を切り出していて驚いたのが、取り出した状態の心臓が、数分たっても鼓動を止めないことです。こいつ不死身か。。。と思わせるほどのスッポンの生命力。こういった命の力強さを感じることができるのも、スッポン解体の醍醐味です。

美味しいスッポン鍋の出来上がり。コラーゲンたっぷり、とろけるような甲羅まわりの肉と、引き締まった首や脚の肉は絶品です。現地人は炒めたり揚げたりして食べる人も多く、それも後日試してみる予定。

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