JICA海外協力隊の世界日記

届け!ベナンだより☆

新年度スタート!

2ヶ月あった長期休みが終わり、

ベナンの学校では10月から新年度が始まりました!

進級した子どもたちが毎日元気よく登校してきています。

ゆっくりに感じたり、あっというまに感じたりしながら過ごす任期も、

つい最近折り返しの1年を過ぎました。

自分の節目となる時期にちょうど新年度も始まったので、

ここ最近は気持ちが引き締まっています。

新年度。新しい教室。

まず図工の授業でやっていきたいなと考えているのが

教室のデコレーションとなる作品作りです。

去年度のデコレーションのままだったり、

掲示物もだいぶ古くなっていたりする教室がほとんどの現状。

ほとんどの掲示がとれかけて、殺風景でなんだかさみしい教室も。

これじゃあなんだか 少なくとも私だったら、

「よし!新学年も心機一転、学校生活がんばろう!」

とはならない

自分たちにとって居心地のいい教室にするために、

明るい雰囲気にするためにも図工で仕上げた作品掲示は

とっても有効な手段のひとつです。

それになにより子どもたちが喜びます

とある先生は最初こう言いました。

「クラスの人数が多すぎるから数枚いい作品を選んでそれを貼ろう。」

そこで私は、全員の作品を掲示したい気持ちと意図を伝えました。

先生は理解してくれ、掲示の作業を手伝ってくれました。

拠点校すべてのクラスの教室をチェンジ!

するのがここ最近の私の目標です。

また長期休み中は、先輩隊員が中心となって教育隊員みんなで、

ベナンの小学校向けの図工の指導書作りに励みました。

フランス語での説明と写真をわかりやすくし、

少ない材料や簡単な準備でできる授業が、なんと!

20種類以上載っている超大作!です。

私はこのようないい計画に声をかけてもらい、

ただついていっているといった感じなのですが、

提案者である先輩隊員が、見えないところで本当に活躍していて、

いろんな手続きや交渉や多くの作業をこなしてくれました。

そんな指導書がもうすぐ出来上がります。

 そして、来月11月は一ヶ月に渡ってその指導書を広める

研修キャラバンを計画しており、準備を進めている最中です。

次回はそのことについてもっとお話したいなと思ってます。

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