JICA海外協力隊の世界日記

南の国で燃え尽きることができるかも

住宅

 このアパートの3階に私の部屋があります。大学から南に4.5kmの所にある警備厳重な地区の中です。でも、夜に車のガラスを割られた人もいました。大学のトイレがあまりに汚く、トイレのためだけに帰ることもあります。40分くらいで往復できます。隣の部屋の2人で住んでいる中国人は建設関係で、15年ここで働いていると言っていました。入居早々、断水がありました。しかし、水道の問題ではなく、アパートのモーターの故障でした。地区の事務所に言ってもなかなか修理してもらえず、困りました。でも、やってきた修理の人はしっかりした人で、彼の携帯電話を聞いて直接いろんな修理を頼めるようになってからは、ストレスがなくなりました。いろいろ問題もありますが、極めて治安の悪い首都でも、この地区に帰ってくると安心します。

 隣の建物はマレーシア大使館と職員住宅です。マレーシア料理の甘辛い匂いがすることもあります。夜は結構うるさくて、2時まで騒いでいたこともありました。今日もバーベキューで大騒ぎしています。プールがあって、暑い日はうらやましいです。子どもも多いようです。この大使館も含め、中国系の住民が多いです。マレーシア資本のスーパーがあったり、マレー系中華レストランが多かったり、マレーシアの影響は大きいようです。

 地区内は急斜面が多く、ランニングには不向きです。でも、散歩できるだけでも救われます。7時頃には、10人くらいが散歩しています。熱帯のためか、年中咲いている花が多いです。駐車されている車は、ほとんどが日本製です。電化製品も日本製をよく見ます。ウズベキスタンではあまりなかったので、海でつながってるって良いなあと思います。地区を歩いて出ることはありません。大きなモールまでの約700mも車移動です。街を散歩できないストレスは相当なもので、ケアンズにでも行って110時間歩きたいです。

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