JICA海外協力隊の世界日記

ヒマラヤの日本語教師あいじ

学生とぜんざいを作りました

ナマステ~!

北インドのデラドゥンのドゥーン大学で、

日本語教育のボランティアとして活動中の武藤愛です。


最近は、朝晩の気温が15度程度になり、

デラドゥンもだんだん寒くなってきました。

インドの部屋の中は、冬はかなり寒く、
最近は夜は部屋の中でもダウンジャケットを着て生活しています。

そんな寒い日々に、私が食べたいものはというと、「ぜんざい」です。

ということで、今日は学生と一緒にぜんざいを作りました。

デラドゥンのスーパーには

小豆の水煮缶(イギリスからの輸入)が売られているので、

事前にあんこを作っておき、

学生には白玉団子を作ってもらいました。

白玉粉のパッケージを渡すと、

学生はパッケージの裏の作り方を一語一語意味を確認して読みながら、

一生懸命作っていました。

水と白玉粉を混ぜて、こねる作業では、
インドのラスグラというお菓子と同じだと言って、

とても手際よく進めていましたが、

その後、丸める作業では、

私が指示し忘れたので、大小さまざまな大きさのものができました。

ゆでる時間がバラバラで大変になってしまうので、

もう一度丸め直してもらいましたが、

すると、

中にはこんなユニークな形のものもできていました。

できた白玉団子とあんこをお湯で伸ばしたものに入れ、
「ぜんざい」が出来上がると、学生はとても珍しそうにしていました。


豆が甘いというのは、なかなかインド人には受け入れがたいものですが、
とてもおいしいと言って食べていて、

一緒に作った私もとても嬉しかったです。

こうした活動は、あまり頻繁にはできませんが、
日本文化や日本に対する理解が深まり、
日本語学習へのモチベーションへもつながることを期待しています。

次回は、一緒にあんこも作り、

学生だけでも日本のスイーツが作れるよう、引き継いでいこうと思っています。

そして、私の帰任後も学生だけで日本文化を楽しむことができるようにしておき、

今後も日本語学習意欲を維持していってほしいと願っています。

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