JICA海外協力隊の世界日記

ヒマラヤの日本語教師あいじ

木目込み人形講演会

先日、大学で日本の伝統工芸品である「木目込み人形」紹介イベントを行ったところ、
多数の学生が参加してくれました。

木目込み人形というのは桐塑という粘土か木でできている人形に、布を木目込み、
衣装を着ているように仕立てる人形のことです。

講演者は35年間木目込みを教えている私の母で、
人形の説明、道具の紹介、そして、作り方の実演をしてもらいました。

実際に、木目込み人形を見たことがある学生もいましたが、
木目込み人形に使われる布に触ったり、作っているところを間近で見るのは初めてのようで、
皆、興味を持って、見ていました。

また、1年生は日本語がほとんどわからないため、
4年生に通訳をお願いしたのですが、通訳をするのは初めてだったけど、
とても勉強になり、日本語をもっと頑張って学びたいと言っていました。

私の配属先であるドゥーン大学のあるデラドゥンの町には在住日本人が3人と、とても少ないですが、
このように、生の日本人や日本文化に触れる機会を今後も増やし、日印両国の一般の市民レベルにおいても相互理解を深めていければよいと思います。

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