JICA海外協力隊の世界日記

Hiro! Di ブルクンバ

【初投稿】~任地の年末年始~

はじめまして!

2016年度4次隊の中ノ瀬寛明です。今回が初めての投稿になります!

簡単な自己紹介をしておきます。

現在、環境教育隊員としてインドネシア、南スラウェシ州のブルクンバ県で活動を行っています。

小さい頃から国際協力活動に関心があり、思い切って会社を辞めこの協力隊に参加しました。

趣味は自転車や登山です。任地でも自転車に乗って活動を行っています。

これから活動のことや任地の様子を伝えていきたいと思います。

よろしくお願いします。

少し前のことになってしまいますが

初めての任地での年末年始の様子を書いてみたいと思います。

日本であればクリスマスやお正月が集中し、

家族が揃うために帰省ラッシュがあったりとバタバタとしながらも

12月、1月は1年の締めくくりと始まりの印象がとても強いと思います。

しかし任地の人々の99パーセントはイスラム教信仰者。

イスラム教徒の方にとっては1年の区切りは11日ではないので

(昨年9月21日がイスラム教では年の始まりでした)

年末年始は自宅であっさりと迎える人(寝て過ごすという人も)、ブルクンバを離れ観光スポットなどで過ごす人

半々というような印象でした。

地域の人や子ども達に聞いてみると自宅で迎える人は親戚が大勢揃って迎えるという感じではなく、

0時にはもう就寝するという人もいたりほんとにあっさりなんだなと感じました。

もちろん

町の中にある大きな広場では移動可能なメリーゴーランド!?(インドネシアの地方の賑やかな場所でよく見られます)や

イベントブースのようなものが用意されていたりしたのは見受けられ、

外で飲み物を飲んだりしながら賑やかに新年を迎える人もいるようです。

写真は夜遅くなる前の広場の外からの様子。

交通規制が敷かれていたこともあり、周辺はとても落ち着いていました。

私自身は

…今年最後に何かしたいな!と思い

最近お気に入りスポットの海辺で年の瀬最後の夕やけを見ることに。

上がその写真。

とてもきれいな夕やけを見ることができ満足!

その後偶然道で出会った同僚ご夫婦と町の喫茶店に

ご一緒させてもらいゆったりとした時間を過ごしたのち…

自宅へ戻り年越しをしました。

深夜0時になる前から打ち上げ花火を鳴らす音が

家の外でもたくさん聞こえてきて

早朝4時くらいまで町ではずっと音が鳴っていたように思います。

海外で、任地で初の年越しをこんな形で過ごすとは想像もしていませんでしたが

これも新鮮で

家で過ごすと言っていた方たちにとっては

家族との年越しをゆっくりと、いつも通りの時間を過ごせるということの方が

現地の人たちの1年のめぐり方を考えるとそれと「合っている」

自然な過ごし方なのかもと思ったりしました。

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