子連れジャマイカ滞在日記

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フィネルップ 尚子
(富山県)

タイプ/職種
シニア海外ボランティア
日本語教育
派遣国
中南米
ジャマイカ キングストン市
一言メッセージ
9歳の娘を連れてジャマイカに赴任し、大学で日本語を教えています。人手もお金も足りない大学で、安く効率的に日本語を学ぶ方法を模索しています。

 

中米カリブ日本語教育ネットワークセミナー

2019.02.21

活動

 今月、エルサルバドルのエルサルバドル大学で開催された、中米カリブ日本語教育ネットワークセミナーに参加しました。第10回目にあたる今年は、北米のメキシコ、南米のコロンビアやベネズエラなどからも参加があり、計14か国から約40名が参加しました。「文化」と「言語」と「対話」を通じて世界と日本をつなぐ国際交流基金の助成を得て、教師不足・教材不足など、似たような問題を抱える各国が、授業やプログラムの内容を共有し、解決策を模索したのですが、写真は、コスタリカチームの模擬授業の一コマ。愛の告白の練習をするというエンターテイメント性溢れる授業でした。

 写真の背景は、エルサルバドル大学のキャンパスで見つけた、フランスの啓蒙思想家、ヴォルテールの名言、「人は自由でありたいと望んだ瞬間に、自由となる」。これが、上から、エルサルバドルの先住民の言語、ナワトル語、スペイン語、英語、そしてフランス語の4か国語で書かれています。その中央に(娘が)貼り付けたのは、ニカラグアで行われているオンライン授業の報告をするニカラグアのセシリアさん。ニカラグアでは、昨年、政府が市民のデモを鎮圧した結果、300名以上の死者と2000名以上の負傷者が発生し、治安が悪化、JICAボランティア40人も全員帰国、大学も閉鎖されました。それでも現在、ニカラグアの大学では、オンライン授業が続いています。学問の自由をオンラインで確保しているニカラグアチームに脱帽!!!

 写真は、セミナーに参加した西インド諸島大学チーム。西インド諸島大学は、ジャマイカ以外にも、バルバドスやトリニダードにもキャンパスがあるのですが、私の隣の2人は、トリ二ダードの日本語の先生です。ジャマイカのモナ校とトリニダードのセント・オーガスティン校は、普段あまり交流はないので、このセミナーが初対面でした。ニュースをやさしい日本語で書き換えて日本事情を伝え、ジャマイカと日本の比較をするという、モナ校の授業についての私の報告にも興味を示してくれ、旧知の友のように話が弾みました。セント・オーガスティン校では、近い将来、日本語が副専攻化されるそうですが、すでに日本語が副専攻化されているジャマイカのモナ校の教師として、できることがありそうです。