子連れジャマイカ滞在日記

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フィネルップ 尚子
(富山県)

タイプ/職種
シニア海外ボランティア
日本語教育
派遣国
中南米
ジャマイカ キングストン市
一言メッセージ
9歳の娘を連れてジャマイカに赴任し、大学で日本語を教えています。人手もお金も足りない大学で、安く効率的に日本語を学ぶ方法を模索しています。

 

小鳥のさえずり

2019.04.22

生活

 ジャマイカに来てから、朝は小鳥のさえずりで目覚めます。ジャマイカには、ジャマイカの国鳥、ドクターバード(写真右上)など、ジャマイカ固有の鳥も多く、バードウォッチャーの憧れの国だそうですが、私たちのアパートの庭にも、ドクターバードやオウムのようなエキゾチックなものから、ツバメや鳩のように見慣れたものまで、あらゆる鳥が訪れます。写真は、ブルーマウンテンのカフェでくつろぐドクターバードと娘。肝が座っているのか、娘が手を伸ばして触っても、全く動じません。ジャマイカの先住民、アラワク族の人たちは、ドクターバードは死者の生まれ変わりで魔法が使えると信じて、神の鳥と呼んでいたそうです。確かに、くつろぐ姿も落ち着き払っていますし、緑の羽毛を輝かせ、体の数倍も長い尾をたなびかせながら飛んでいる姿も、この世のものとは思えないほどの美しさです。

 写真は、負傷して庭で動けなくなっていた鳩を診断し、大したことはないと喜ぶ娘。この鳩は、この後少し娘と遊んでから飛び立っていきました。この鳩もそうでしたが、ここのアパートに来る鳥は、あまり人を怖がりません。いつの間にかそばに来ています。餌付けをしているアパートの下の階の方や、鳥の好きな花や草木の世話をしてくれる庭師のマクドナルドさんたちの気持ちが伝わっているのでしょう。

 左は、固唾を呑んで緊迫のラリーを見守るジャマイカインコ(Jamaican parakeet)。右は、インコに見守られて長時間激しいラリーを続ける娘。さすが固有種。縄張りの中の野良猫のようにしっくり収まっています。アラワク族の時代から大切にされてきた固有種。街中にも自然が溢れているジャマイカでは、街中で人と共存しているインコやオウムなどの固有種が、早朝から縄張りを主張したり求愛したりしていますが、空気を読んで静寂を保つこともできるのですね。