子連れジャマイカ滞在日記

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フィネルップ 尚子
富山県

タイプ/職種
シニア海外ボランティア
日本語教育
派遣国
中南米
ジャマイカ キングストン市
一言メッセージ
9歳の娘を連れてジャマイカに赴任し、大学で日本語を教えています。人手もお金も足りない大学で、安く効率的に日本語を学ぶ方法を模索しています。

 

農園ボランティア

2019.08.08

人 生活

 キングストンから車で1時間強の海辺のリゾート地、オーチョリオス。ここにある農園で、ボランティアをしてきました。当に居心地のいい農園で、まずは番犬タッシュがお出迎え。タッシュの後ろで日向ぼっこをしているのは、ランダル。カナダ人のリーズさんとジャマイカ人のマイキーさんご夫婦の農園なのですが、農園の中に、ご夫婦がお住まいのエネルギー消費の少ないエコロッジの他、いくつもエコロッジがあり、宿泊をしてボランティアもできるし、宿泊のみもOK!ここでは、ボランティアが各自にできること、例えば、雨水を使ったシャワーを浴びたり、生ごみから堆肥を作って、それを使って農作物を栽培したり、エコロッジを建設したりしながら、環境への負荷を低減することにより、住居、食料、水、エネルギー、そして地域生活といった、生きていく上で最低限必要なものを持続可能な方法で確保することを目指します。

 写真は、農園で間引きされた野菜をウサギにやる娘の手。ウサギやニワトリに餌をやったり、カラルーや茄子やキュウリに水をやったり。ウサギはかわいいだけではなく、糞から堆肥が作れることや、卵の殻もよい肥料になることも学びました。カラルーはカリブ海地域で広く食されている葉野菜なのですが、カルシウムなどのミネラルが豊富な上、血圧やコレステロールを下げる効果を持つことも知りました。できることは限られていますが、大きなエコロッジの上に登り、果敢に屋根を葺くカナダ人ボランティアを眺めながら、小さなできることを楽しみました。

 農作業を終わらせた後、ボランティア仲間のキアちゃんとくつろぎます。この日は雨が何度も降り、農作業を中断して休息とおしゃべりを繰り返していたので、そう疲れてはいないはずだったのですが、このハンモックに優しく包まれていると、起き上がるのは至難の業でした。ようやく起き上がることができたのは、世話をした野菜を使って作られた昼食の香りに胃袋を揺すられて。自然が好き、動物が好き、そんな仲間と、自分たちで世話をした野菜を使った料理に舌鼓を打ちながら親しく打ち解けられるのは、農園ボランティアの醍醐味でしょう。毎日忙しく暮らしていると、ストレスが溜まり、ストレス解消のためにシャワーやお風呂の時間が長くなりがちですが、この農園で、かわいい動物たちに囲まれてボランティア仲間と汗を流した後は、雨水を利用したシャワーをさっと浴びるだけで気分が爽快になりました。