JICA海外協力隊の世界日記

みんなあのねのセネガル便り

みんなあのね、「ボクたち広告屋さん」

5月に入り、任地であるサンルイも汗ばむ陽気になってきた。

新しいスニーカーを履いて町に飛び出したい季節だ。

気持ちの良い暑さは、ここサンルイと首都ダカールくらいで、

地域によって気候が変わるのがセネガル。

内陸部はとても暑く、先輩隊員は家の中に打ち水をして寝ているそうだ。

さて、シテニャフ幼稚園で「ボクたち広告屋さん」と題して、

その名の通り、幼稚園児が広告を描く企画を始めた。

ようこそサンルイへ!というポスターのほかに

商店に掲示してもらえるようなポスターを制作している。

ボクたち広告屋さんの第一弾は、「Tu as soif?

日本語では、「のど渇いた?」と言ったところ。

ペットボトルのラベルを集め、それを紙に貼ったり、

クレヨンで色を塗ったり、描いたり、

飲み物をごくごく飲む様子を絵にしてみる。

子どもたちの真剣なまなざしは、まさに広告屋さん、プロの目だ。

クレヨンを使って絵を描くのもとても上手になってきて、

力加減を調整しながら絵を描く子どもも増えてきた。

お手本に近づけようとする子どもが多いセネガルだけれど、

よくよく見ると、ちょっとちょっと違うところが。

先生方と「その違いがおもしろいよね」と話せるようになってきて、

少し感動した。

子どもたちの作品、ひとつひとつに味がある。

個性が光る。

現在は、ARTEXPOに向けて、共同制作の作品にも取り組んでいる。

布の切れ端を再利用した作品だ。

馬か、犬か。

馬に見える犬か、犬に見える馬か。

小さな小さな広告屋さんは、無事に最初のシゴトを終え、

町に広告が出され始めた。

セネガルでの広告依頼は、ぜひシテニャフ幼稚園へ!

お安くしますよ!

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