JICA海外協力隊の世界日記

みんなあのねのセネガル便り

みんなあのね、「馬が出迎えてくれる町」

先日、同期隊員と後輩隊員が活躍している

ケベメールという町へ出かけた。

任地であるサンルイからは、内陸部に少し入り南下していく。

都市間タクシーで1時間40分ほどの距離だ。

車がケベメールに入り、最初に見えてくるのは

ガソリンスタンドの入り口にある馬の銅像だ。

いったい何のために誰が作ったのかは謎である。

市内の幹線道路は、コンクリートの舗装がされているが、

少しわき道に入れば、砂道ばかりである。

砂は細かく、軽く、靴の中に砂がどんどん入ってくる。

サンルイより日差しが強く、気温も高く感じた。

歩きながら何度も「暑い」と口にしてしまう。

ケベメールと言えば、「ケベサック」で有名だ。

ケベサックとは、ケベメールの鞄のことで、

町の女性たちが一つ一つ丁寧に仕立てていく。

鞄に使われる布は、色鮮やかなものが多く、

異国の布で作られる鞄は、一つ一つに物語があるようで面白い。

セネガルの日常を彩る布。

普段着や行事のためのおしゃれ着、かばんやポーチなどの小物、

日々の暮らしのありとあらゆる場面でセネガルの人々に愛用されている。

原色同士の突拍子もない組み合わせも、

さまざまなモチーフもセネガルに不思議とよく似合う。

ケベメールの旧駅舎前を色鮮やかな衣装を着込んだ人々が行き交う。

その近くで子どもたちがサッカーボールを追っていた。

今日も色鮮やかな布たちがセネガルの風景を彩る。

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