牛vaca日誌 in PARAGUAY(おびパラチームは帰国しました。)

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おびパラ 畜大卒業生
(北海道)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
家畜飼育
派遣国
中南米
パラグアイ イタプア県エンカルナシオン市
一言メッセージ
内野江香、小林夏実、惠木徹、千葉桃子がパラグアイでの日常をお伝えします。#観光#旅#牛#エンカルナシオン

 

集乳所設置完了!!(担当:小林)

2017.12.25

活動

(写真:マンゴーとり放題)

こんにちは。
最高気温37℃の日々が続き、農家の巡回に行くときには水と帽子を忘れると命を落としかねないほど日差しが強いパラグアイからです。
しかしその強い日差しは私の大好きなマンゴーをどんどん美味しくしてくれています。

活動が残り3か月となったところで、最終目標である「農協への生乳出荷」を達成するために欠かせない集乳所の設置がようやく完了しました。
現在酪農家さんは搾乳後、生乳をペットボトルに入れて販売していたり、チーズを作って販売していたりと、どちらにせよ直売が一般的です。
しかし直売だと販売できる量が限られ、生産量が多い時期は売れ残ってしまいます。
このことは生産規模拡大の弊害にもなっています。
そこで私たちのプロジェクトでは、酪農家さんが大規模な牛乳工場を持つ農協に出荷できるようになることを目指し活動してきました。
生乳を農協へ出荷するためには最低でも1日500 Lの生産量が必要となります。
パラグアイの小規模酪農家では1戸の酪農家でこの量をクリアすることは難しいため、コロネル・ボガード市では市役所が中心となって1つのタンクを用意し、そこにみんなの生乳を集め出荷することになりました。
これが集乳所です。
2月の会議で集乳所の設置が決定し、当初は6月に設置を完了する予定でした。場所や予算の確保、必要な工事の完了など解決しなければならない問題が多く大幅に遅れていましたが、11月にようやく設置完了となりました。

(写真:集乳所のタンク)

出荷を開始するためには生乳の品質管理、年間を通しての乳生産量の確保、各酪農家の搾乳場の整備、搾乳牛の遺伝的改良など問題は山積みです。
今までプロジェクトの活動で指導してきた内容の定着に加えて、農協からの指導によって酪農家さんが多くの技術や知識を得て、自ら乗り越えていけるようにお手伝いしたいと思います。

(写真:搾乳場)


私の活動期間中に出荷が開始してくれることを願っていますが、無理に進めて継続できない状況にはなってほしくありません。
あせる気持ちを抑えつつ、慎重に少しずつ進めていきたいです。
この町の今後の酪農産業が発展していく1つの岐路に立ち会えていることがとてもうれしいです。


※FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/FOPROLEI/?fref=ts