牛vaca日誌 in PARAGUAY(おびパラチームは帰国しました。)

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おびパラ 畜大卒業生
(北海道)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
家畜飼育
派遣国
中南米
パラグアイ イタプア県エンカルナシオン市
一言メッセージ
内野江香、小林夏実、惠木徹、千葉桃子がパラグアイでの日常をお伝えします。#観光#旅#牛#エンカルナシオン

 

プロジェクト目標達成!!(担当:小林)

2018.03.15

活動

2018年3月1日、ついにプロジェクトの目標である農協への生乳出荷を開始しました!

今年2月に入り、私の活動期間が残り1か月余りとなった日、私は1軒の酪農家さんを訪問しました。

この酪農家さんは私がパラグアイに派遣された2016年6月に酪農を始めたという方で、1年9か月一緒に試行錯誤しながら一から酪農に取り組んできました。

そんな彼にふと「あと1か月しかない。集乳タンクに牛乳が入るところ見たかったなぁ。」と漏らしてしまいました。

正直このときはなかなか進まずに、帰国までには無理だろうなとあきらめかけていたのです。

するとその酪農家さんがその場で市役所の担当者に電話をかけ、「夏実が帰る前になんとかして出荷を開始しよう。」と言ってくれたのです。

しかしパラグアイ人は本当にいい人たちなのですが、口だけの人が多く、このときもそこまでの期待はしていませんでした。

数日後、酪農家さんたちから会議をすることにしたから出席してほしいとの連絡がありました。

1年以上活動してきて初めて酪農家さんたち自身が自発的に会議を開いてくれたのです。

このことは本当に衝撃で、こんなにうれしいことはないと思いました。

そして自分たちで車を用意し、市内の酪農家を巡回しこのプロジェクトや集乳所の宣伝をしてくれたのです。

また出荷先である農協にも自分たちで連絡をとり、会議やその他必要な手続きなどをどんどんと進めてくれました。

(会議の様子)

そして予定していた通り、3月1日にプロジェクトに携わっている人みんなの夢であった生乳の出荷が開始され、酪農家さんたちはもちろんですが、市役所の職員や他の農家さんたちもとても喜んでくれました。

(初日の集乳)

私はプロジェクトの目標を達成できたことよりも、酪農家さんたち自身が自ら日程を組んで「この日までに」と動いて、予定通りに出荷を開始できたことがとてもうれしかったです。

日本では予定通り、時間通りに行動することは当たり前ですが、パラグアイではなかなかそうはいきません。

会議が1時間遅れで始まることは普通なことで、待ち合わせに遅れても連絡もなく、謝ることもほとんどしません。

そんな彼らが日本人と働くには時間を守らないと、と言って精一杯の誠意を見せてくれたのです。

パラグアイに来て、コロネル・ボガード市に派遣されて、温かい人たちに囲まれて活動できて本当によかったと心から思います。

この3月でプロジェクトは終了しますが、市役所が集乳所の運営を中心に今後も酪農支援を続けてくれるとのことです。

始まったばかりで解決すべき課題は山積みですが、自分たちで始めたからこそ継続していけると私は思っています。

そしていつかもう一度訪れたときにコロネル・ボガード市の酪農産業が発展している様子が見られたらなと思います。

そして今回が私の担当する最後の記事となります。

今まで読んでくださった方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

コロネル・ボガード市・家畜飼育

小林夏実

※FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/FOPROLEI/?fref=ts