JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

パラグアイ誕生日事情(担当:千葉)

暦上、まだ冬は終わっていないはずなのですが、最近は気温30度以上・・・

早くも夏の到来に少し怯えている、サンペドロデルパラナ市派遣の千葉桃子です!

さて、パラグアイの誕生日ルールといえば、「本人が企画、開催、全て自腹」。

日本だと本人は祝ってもらう側であり、周りの人がサプライズで準備したりすることが多いですよね。

自分で準備するなんてまるで「祝ってくれ!」と言っているようなもの・・・

パラグアイで色々な誕生日パーティーに出席しましたが、誕生日を迎えた本人が大忙し&お財布も大ダメージという印象です。

そして先日、ホームステイ先の女の子Vanessaの1歳の誕生日会がありました(もちろんその子の両親が準備しました)。

初めて迎える誕生日ということで、招待状から装飾、ケーキにお菓子、遊具にバックミュージックなど細部にまでこだわったパーティー。装飾は全てミニーちゃんで統一されていました。

招待客を入口で出迎えてプレゼントを受け取り、席へご案内。

食事を楽しんだ後はお馴染みの歌を歌い、ケーキを食べて・・・お待ちかねのピニャータ!!!

これはお菓子やおもちゃが入った特大風船を割り、それを子供たちが拾うというもの。

男の子用と女の子用の風船がそれぞれ準備されており、子供たちは大きな風船の下に手を差し出し準備万端!

「1・2・3!」の掛け声と共に割られた風船。我先にと群がる子供たち。

一瞬の出来事でしたが、みんな満足気でした!

そして帰り際には招待客にお土産を渡して、解散!という感じでした。

こうしてみると、日本でいう結婚披露宴の感覚に近いのかなぁと思います。

サンプル写真を見ながら、様々なオプションの中から選択し、業者に装飾を依頼。

プレゼント(=ご祝儀)を頂いて、お土産(=引出物)を渡す。

年に1度のイベントだから、奮発しちゃう!!といった感じらしいです。

相場は2万円から10万円くらい。オプションによって値段もかなり変わってくるようです。今回のパーティーは総額約8万円!!

ちなみに、パラグアイには日本のお年玉やご祝儀などのように「現金」を贈る習慣はありません(むしろ日本が稀な方で、各国でマナーは異なるようです)。

パラグアイで迎えた1回目の誕生日は特に何もしなかったので、今年は少しお金をかけてチャレンジしようと思います!

FOPROLEIプロジェクトの活動の様子は以下のURLからもご覧いただけます。
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