JICA海外協力隊の世界日記

牛vaca日誌 in PARAGUAY

621日+α。

こんにちは。

サンペドロ・デル・パラナ市、家畜飼育隊員の弓削です。

気付けば2016年3月も終わり、

2014年7月9日に初めてパラグアイに降り立ってから、あっという間に活動期間である621日が過ぎてしまいした。

JICAと帯広畜産大学による初の大学連携プロジェクトとして2012年に始動した「イタプア県における小規模酪農家強化プロジェクト(Fortalecimiento de pequeños productores de leche en el departamento de Itapúa:FOPROLEI)。

6年計画のプロジェクトの中盤、3年目~4年目を担うボランティアとして家畜飼育隊員3名とコミュニティ開発隊員1名の計4名が派遣され、それぞれが異なる4任地において小規模酪農家さんの生計向上という目標のもと1つのグループとして活動を行ってきました。

(イタプア県地図: 赤色がコミュニティ開発隊員任地、他の3色が家畜飼育隊員任地)

私たちの活動はどうだったのか・・

改めて思い返すと、決して順調な道のりではなかったと思います。

4人で行動しなくてはならない、

チームだからこそのもどかしさがたくさんありました。

逆に4人だからこそできる、

チームだからこそ助け合えたこともたくさんありました。

困難なことも数多くありましたが、2016年3月3日に行われたプロジェクトの中間評価報告会では、搾乳衛生技術が向上した、飼料改善が進みつつある、など、各市で良い結果を発表することができたと思います。

(中間評価報告を行う渥美隊員)

報告会の翌週からは帯広畜産大学からの第6次短期ボランティアの受け入れもあり、最後まで一息つく間もなく帰国日を迎えましたが、

パラグアイでの4人の奮闘もひとまず終わり。

6年計画プロジェクトの終盤を担う後任ボランティアにバトンタッチです。

そして。

実は、私はまだパラグアイにいます。

後任ボランティアが来る8月末まで、任期を5カ月延長させていただくことになりました。

すでに帰国した他の3名は今頃日本でおいしい日本食に舌を鳴らしていることでしょう。

一人でパラグアイに残ることになり、少し寂しくもありますが、

これまでに築いてきた絆を糧に、

残り5カ月、頑張っていきたいと思います。

というわけで、このブログも私が引き続き更新を行っていく予定です。

ペースは落ちますが、また次回!

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