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後半の1年間、ようやくベトナム語での会話も内容によっては何となくできるようになり、またそれによって配属先の抱える問題ややりたいこともより詳しく分かるようになっていきました。

特に、私のよき理解者となったある獣医師が今いる牧場に異動してきた3月からの半年間は、彼と議論したり試行錯誤を繰り返したりすることができ、とても有意義な活動ができたと思っています。

さらには他の多くの同僚達とも打ち解けることができ、また職場以外のところでも友達ができました。

今年5月から始めた日本語クラブでは、同僚やその子供たちに日本語を教える中で、自身も改めて日本語の良さや難しさを感じることができました。

振り返ってみると、出来たこともあるし、やり残したことを挙げたらきりがありません。

でも個人的には十分満足な2年間だったと思います。

そして1カ月後、任期を終えて9月30日に任地を離れ首都ハノイに向かいます。

JICA事務所や日本大使館、ベトナムの計画投資省で報告を行った後、10月3日に帰国します。その後2日間、東京にて帰国後の研修を受け、それを以って私の協力隊としての活動は終了です。