JICA海外協力隊の世界日記

ベトうし日記

牛たちにおいしい水を その4

何気なく入った飼料庫。

そこに飼料添加用の重曹がありました。

そう、もともとあったのです。

なぜ同僚がこれの話をしなかったのか。

相談していた同僚がたまたま知らなかったのか。

もっといろんな人に相談していれば、「重曹なら飼料庫にあるよ」と、早くここにたどり着いていたかもしれません。

何はともあれ早速関係するところに報告。

ようやく牛に飲ませられるようになりました。

水の中和を始めて気づいたことは、やはり目論見通り水をよく飲むようになったということ。

そして水槽がすぐ汚れるようになったということ。

牛は餌を食べた直後によく水を飲みに行きます。

口の中に食べかすが残った状態で水に口をつけるので、食べかすで水が汚れるのです。

「水が汚れやすい=水を飲みに来ている」ということでよい事なのですが、これからは水槽の掃除もこれまでよりも頻繁にする必要がありそうです。

何はともあれ牛もこれでいくらか暑さをしのぎやすくなりますかね。

今後は病気が減ったり、牛乳をたくさん出したり、成長が早くなったりといった結果がついてくることを期待しつつ、私自身はそろそろ帰国の準備です。

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