JICA海外協力隊の世界日記

赤い土に暮らして

なわとびで尊敬される

近所の子どもたちはあまりおもちゃを持っていない。
自転車のタイヤホイールを棒でつついて転がしていたり、ペットボトルと針金で作った自動車をひもで引いて遊んだりしている。と、いうのも一部でほとんどは外で元気よく走り回っている。
ここ最近、長い紐を手に入れたようで縄跳びをしている。子どもたちが寄ってきて、私は縄跳びできるんだぞ見てみて!写真撮って!とよってくる。だけど飛び方がたどたどしくて前飛び10回で悪戦苦闘。

わたしが小学生の時は、縄跳びは授業で使うためみんな持っていたし、冬になると朝の朝礼でひたすら飛んでいた覚えがある。縄跳び大会もあった。だから、できて当たり前。
Mana Ayumi(あゆみ姉ちゃん)はできるのか!と聞かれて、勿論だと飛んでみせた。何十年ぶりに飛んでみたけど、すごく楽しかった。子どもたちが撮ってくれた写真は満面の笑みのわたし。(授業はこんな服装でしています。)あや飛びを見せると、尊敬の眼差しを向けてくれる。

活動がうまくいっていない時は、「わたし(できることなんて)何も持ってないなぁ」と落ち込んでしまうけど、こういう小さなことで「わたしにもできることあった!」とモヤモヤしてた気持ちが晴れる。毎日のように無邪気な子どもたちに元気をもらう。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ