2014/12/25 Thu
文化 生活
メキシコ版クリスマス(その2;ポサーダNo.2)
オラ! コモ・エスタ? メキシコ、サン・フアン・デル・リオで活動しているシニア海外ボランティアのKIROです。
今回は、前回に引き続きポサーダの紹介です。
本日は、大学の職員に誘われてポサーダの街へと繰り出しました。 普段は自動車で混んでいる通りは通行止めになっていて、パペル・ピカードと呼ばれる紙を切り抜いた飾りが家と家の庇に渡してあり、街はお祭り一色です。 その下では、ポンチェなどののモモのを楽しむ人、甘~いお菓子を食べる人、おしゃべりを楽しむ人など沢山の人達が通りに出ていました。
そのうち、パレードがスタート。 先ずモヒガンガと呼ばれる3m程の張りぼて人形4体が先頭にやってきました。続いて、30人以上のバンダ(楽団)が陽気な曲を演奏しながらやってきました。
モヒガンガは、以前訪れた観光地では教会の前で結婚式のお祝いをするため、踊ったり、一緒に写真を撮ったりして式を盛り上げていました。 愛嬌のある顔と可愛らしいしぐさが、お祭りには欠かせないアイドルになっているようです。
お祭りの終わりごろには、2つのバンダが陽気な曲を交互に演奏し始めました。スタイルの違う2つのバンダが奏でる音楽は素晴らしく、モヒガンガも曲に合わせて、ゆっくりと踊ったり、早く踊ったりして、お祭りを盛り上げました。
そのうち、カウボーイ・ハットのオジさんが奥さんと一緒に早いステップで踊り出しました。気が付くと、モヒガンガの周りに沢山のカップルが音楽に合わせてエネルギッシュに踊っていました。メキシコの人が、心からお祭りを楽しむ様子がこちらにも伝わってきました。
コンサート会場に行かずとも、道路上で安価に?陽気にエンジョイするメキシコ人を羨ましく感じながら、この日のポサーダの夜は楽しく過ぎていきました。
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