2018/05/30 Wed
活動
世界手指衛生の日
5月5日は何の日かご存知ですか?
当たり前ですが、日本では「こどもの日」ですね。
実は5月5日は、世界的には「手指衛生の日」として知られています。
世界手指衛生の日に因み、5月中に手指衛生ワークショップを行い、WHOによる「世界手指衛生キャンペーン」に参加しました。
今回はその様子を報告します。
ワークショップは、カプチョルワ病院とシピヘルスセンターの両方で行いました。
内容は、敗血症予防のための手指アルコール消毒の効果について、とWHOの手指衛生に関する動画の放映です。
WHOの2018年手指衛生キャンペーンへの参加意思表示として、サインボードには「名前、施設名、国名」を書いてアップロードしました(1枚目の写真がカプチョルワ病院、2枚目の写真がシピヘルスセンター)
キャンペーンのホームページを見ると色々な国の医療施設が参加していました!
何度かワークショップを開催していますが、いつも日本では考えられない問題に直面します。
今回も、いざワークショップを始めようとした瞬間に停電が起こりました。シピヘルスセンターでは、ノートパソコンの画面をみんなで覗き込んで動画を見ることで対応し、カプチョルワ病院では慌ててジェネレーターを用意することになりました。
映写するためのプロジェクターも1台しかないため、保健局から借りてくるのですが、「県庁の誰かが借りていった?!」「コードがない?!」とプロジェクターの捜索に2日がかりでした。
ワークショップが終わってヘルスセンターから帰ろうとした時に、スコールのような大雨…。しばらく帰れなくなり、結局風邪を引いてしまいました。
へとへとになったけれど「全部署にアルコール消毒剤を設置しよう」「薬の調剤の前に手を洗おう」「石鹸を使おう」といった意見をもらえ、やって良かったなぁと思いました。
上の写真はカプチョルワ病院でのワークショップの様子です。壁にWHOのムービーを映写しているところです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ケイタボン(現地語でありがとうの意味)
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