JICA海外協力隊の世界日記

薬剤師のウガンダ秘境滞在日記

はじめまして

 はじめまして。
 まずは自己紹介をさせていただきます。
私は、2016年度2次隊、薬剤師隊員としてウガンダに2016年9月末に派遣されました。
任地のカプチョルワ県で暮らしはじめて8ヶ月になります。
ウガンダに来る前は兵庫県の病院に病院薬剤師として4年半勤めていました。そして現職参加制度を利用して、JICAボランティアに参加しています。

職場の方々、友達、両親。全て、日本から私を送り出してくれた方々のおかげです! この場を借りて、お礼を申し上げたいです。
本当に貴重な機会をいただけて感謝の気持ちでいっぱいです。元気に頑張って、おもしろいお土産話をたくさん作ろうと思います。

 次に任地の紹介をします。

 ウガンダはヴィクトリア湖に面した内陸国で自然が豊かな国です。
公用語は英語です。ウガンダでは部族によって言葉がちがうので、ウガンダ人同士も共通言語として英語を使っています。

 私の任地、カプチョルワ県はウガンダ東部でケニアとの国境に近いところに位置しています。

約標高2,000mの町に住んでいるので気温は一年を通じて10~25℃くらいです。朝晩が冷え込みます。
コーヒーの産地でアラビカという種類の豆がたくさん栽培されています。日本でも販売されているので是非注目してみてください。
そして、景色が本当にきれいなところです。
この記事に載せている写真は全てカプチョルワのものです
(1枚目と3枚目は同期のTさん撮影。ありがとう!)

 最後に、ウガンダの医療状況について。

 ウガンダの医療機関には私立と公立があります。公立の医療機関は”基本的に”無料で診療を受けることができます。
”基本的に”というのは、病院から薬やガーゼ、注射器などの診療材料が在庫切れになると、患者さんは私営のお店から自分で買ってこないと治療を受けることができません。運が良い患者さんは無料で医療サービスが受けられ、運が悪いと在庫切れのため自費で薬を買わなければならないという状況です。

 公的な医療施設は、国営の国立病院(National Referral Hospital)と地域中核病院(Regional Referral Hospital)各県の保健局が管轄している県立病院(Genenal Hospital)、ヘルスセンターⅣ、ヘルスセンターⅢ、ヘルスセンターⅡに分類されます。
ヘルスセンターは病院ではなく診療所というイメージです。
私の活動では、カプチョルワ県立病院と県内のヘルスセンターをまわっているので、次回以降に別の記事で詳しくその機能を紹介します。

 余談ですが、ヘルスセンターを英語で書くとHealth centreになります。ウガンダはイギリスの植民地だったのでイギリス英語です。
赴任後すぐにHealth centerと書いてしまって、「スペルが間違ってるよ!」となおされてしまいました。

間違ってはないんだけどなぁ。。

 この世界日記で、ウガンダのこと、JICAボランティアのこと、そしてカプチョルワのことをどんどん発信していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!
読んでいただいてありがとうございました。
ケイタボン(現地のコプサビニ語で“ありがとう”の意)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ