JICA海外協力隊の世界日記

薬剤師のウガンダ秘境滞在日記

イントロダクション

 カプチョルワ病院薬局長のIntroductionに参加しました。

 Introductionとは結婚式の前のお披露目パーティです。

 カプチョルワでは花婿が花嫁の両親に牛(5頭くらい)などをプレゼントします。牛だけではなくヤギや家具やゴメス(伝統衣装)やお金を用意するのが一般的です。

 たくさんの品物を送って、花嫁を大切にする気持ちを証明するそうです。

 ウガンダ北部のカラモジャ族では100頭もの牛を用意することもあるとのこと!

 Intoroductionにて、花嫁の両親にプレゼントをした後に結婚式が開かれます。つまり、結婚の際には2回パーティがあります。

 最初、Introductionが何かわからなくて風習を教えてもらっている時に 「日本人女性は結婚の時に牛何頭必要だ?」と聞かれました。

 日本では牛をプレゼントしないよと答えると「日本人女性とフリー(無料)で結婚できるのか?!」と驚かれます。確かに、牛のように特別なプレゼントはないけれど「無料でお得」と言われると釈然としないですね。

 文化の違いを説明する難しさを感じました。

 招待客だけではなく近所の人々にも食べ物が振舞われ、たくさんの人がお祝いに来ていました。

 女性たちのゴメス(伝統衣装)が色鮮やかで綺麗!!

 歌手やダンスの出し物もありました。

 左下の写真は振舞われた食事です!普通のローカルレストランで食べるものよりとても豪華です。マトケ(グリーンバナナ)、ヤムイモ、白米、ピラフ、チャパティ、ジャガイモ、牛肉、フライドチキン、豆、ピーナッツソースがかかったスクマ(ほうれん草に似た野菜)がお皿に盛りつけられています。

 上の写真は指輪の交換後。

 お幸せに!!

 

 アフリカ文化をたくさん体感できた1日でした!!

 友達、職場の人、近所の人…大勢が集まってみんなでお祝いするのが本当に素敵ですね!

 最後まで読んでいただいてありがとうございました

 ケイタボン(現地語でありがとう)

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