JICA海外協力隊の世界日記

Mini Africa, カメルーンでの生活

ヤウンデの食事 3

さて、今回の食事は、レストラン編です。ヤウンデは首都ということもあり、いろいろなレストランが存在しています。私の住んでいる家の周囲、半径1km内にも、たくさんのレストランを見かけます。中華レストラン、ピザ屋さん、カメルーン食レストラン等です。中華レストランは、本当に中国の方が経営しているところがほとんどです。世界中の様々な地域に中華レストランがあり、中国の方が住んでいるのを目の当たりにすると、驚かされます。

さて、カメルーン食のレストランです。私の家から300m程歩くと、三軒つらなったカメルーン食のレストランがあります。そこに最近、顔を出すようになりました。大体、カメルーン食のレストランは、何があって、いくらなのか全然分からないので、行かなかったのですが、このうちの一軒に、「本日の定食」と書かれた黒板が置いてあったので、「これなら行ける!」と思ったのが始まりです。

ちなみに Menu は、フランス語では「定食」という意味です。日本語の「メニュー」という単語は、carte (カルト)と言います。

さて、「本日の定食」があるから万事OKかというと、そうではありません。字は読めても、その料理がどんなものか分からないのです。それはそうですよね。今まで、外食をあまりして来ませんでしたから。じゃあ、どうやって選ぶかというと、「気合」です!これ、と決めて大きな声で注文します。まるで知っているかのように。

一番最初に食べたのは、この黒板でいうと真ん中にある coki plantan (コーキ プランタン)です。これは、coki というマメを乾燥粉にしたものを、水で練って丸めた真っ黄色の団子と、plantan と呼ばれる調理用バナナを蒸したものの組み合わせでした。coki はピリ辛の味付けで、とてもおいしかったです。残念ながら、写真がありません。

最近食べたものが、2枚目の写真です。これは、黒板に riz sauce arachide と書かれているものです。riz は、お米。sauce は、ソース。arachide は、ピーナツです。すなわち、「ご飯 と ピーナツソース」ですね。これは、めちゃくちゃおいしかったです。カメルーンでは、マメを素材にして作る料理が多くあるのですが、ピーナツソースもその一つ。味はピリ辛ですが、coki のピリ辛とは、また違うおいしさです。これをご飯にかけながら食べます。ピーナツソースの中に見えているのは、魚のサバです。カメルーンでは、サバの料理もよく見かけます。ご飯も大盛りです。大満足!!

そして、これが前回にも登場した料理です。黒板では一番上、cous cous manioc sauce pistache (クスクス マニョック ソース ピスタッシュ)と書かれているものです。このソースは、ピスタチオというマメのソースでしたね。

さて、支払いです。黒板には、値段がどこにも書いてありません。いくらか分からなかったので、居合わせた現地の方に、「いくら?」と聞いてみました。「1,000FCFAだよ。」「本当?」 ということで、その後訪れた店員さんに、1,000FCFAを手渡して満足して帰りました。

次の日、黒板の裏に、500F と書かれている文字を発見!!店員さんに、「全部500FCFAなの?」と聞くと、「Oui (はい。)」とのこと。え、昨日、お釣りもらってないけど・・・。これも勉強ですね!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ