日本人教師、600人の島に住むってよ in モルディブ(太田隊員は帰国しました)

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太田 洋舟
(愛知県)

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
アジア
モルディブ共和国 アリフダール環礁 ディグラ島
一言メッセージ
今やりたいことを仕事にして生きていれること、そして支えてくれるすべての方に感謝しています。絶海の常夏島から、のんびりした日常をお届けします。

 

時代は女子ハンドボール

2019.03.24

活動

 322, 23日に、女子のハンドボール大会が学校内で行われました。自分の任地では、年に一度、男子はサッカー、女子はハンドボールを数チームに分かれて行う、スポーツイードと呼ばれる、小さなお祭りのような週があります。

 任地であるディグラは、特に女子の人数が少ないので、今年は3, 4年生と5~10年生を2チームに分けて試合を行いました。写真は3, 4年生チームの子供たちで、自分は今年も審判を務めました。もちろんただ試合をしただけではありません。事前に5日間以上の練習を行い、当日を迎えました。練習初日は、特に3年生がルールをなかなか理解できずにどうしようかと思いましたが、現地教員が懸命に動きを説明しながら練習を重ねた結果、ドリブル、パス、シュートなどを組み合わせて、それなりのレベルでゲームができたと思います。結果は、1日目6-3、2日目7-8、2日間合計1311で赤チームが勝ちましたが、非常に接戦で、見ごたえのあるゲームになりました。

 これは日本語で垂れ幕というのでしょうか。Leading Teacher(教頭)と一緒に作りました。「2nd」というのは、「2年目」ということです。それ以前は、ネットボールという別のゲームをしていたみたいですが、ハンドボールのほうが盛り上がると判断し、彼らはよくルールを知りませんでしたが、自分のサポートを得ながら変更に踏み切ったようです。

 今回は間違いなく、自分の存在なくして成功はなかったと思いますが、来年自分はここにいません。しかしこの2年間で、ハンドボールのルールや指導法については十分伝えることができたと思うし、子どもたちも理解できたと思うので、来年は現地教員だけで頑張ってほしいと思います。

 そして今回、誰もが体育教師として指導できる資質があるんだなと、実感しました。全て教員がサポーターとして赤か青チームに配属されるため、子どもたちに指示を出したり、一緒に作戦を考えたりしていました。写真を撮りそこなってしまったのが非常に残念なのですが、タイムアウト中に円になって話し合う姿がとても印象に残っています。実際の体育授業でここまでするのは難しいですが、現地の先生たちとっても、知らず知らずのうちにいい経験なったのではないでしょうか。

 また、全体的に女子の方が、しっかり話を聞ける、審判の指示をすぐに聞けるなと今回感じました。男子だと審判に文句を言ったりグダグダしたりして、自分の立場からすると、非常にやる気を削がれることが多いですが、今回は常にまとめ・進行がしやすかったです。女子生徒の運動機会が少なめのモルディブですが、教師の積極的なアプローチにより、もっと運動機会が増えたらいいなと思います。それではまた。