日本人教師、600人の島に住むってよ in モルディブ

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太田 洋舟
(愛知県)

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
アジア
モルディブ共和国 アリフダール環礁 ディグラ島
一言メッセージ
今やりたいことを仕事にして生きていれること、そして支えてくれるすべての方に感謝しています。絶海の常夏島から、のんびりした日常をお届けします。

 

ラマダンだよ。全員、首都に集合!

2019.05.30

活動

 こんにちは。この2週間はこのモルディブ生活で一番忙しかったもしれません。書きたい内容はたくさんありますが、今回は首都マレでの体育ワークショップと体育教材作成について書きたいと思います。

 56日からラマダンが始まり、イスラム教が国教のモルディブでは、学校での体育の授業は完全になくなりました。そのため、モルディブで活動中の体育関係の隊員10名は、首都マレに上京し、夜の時間帯に現地教員対象に体育ワークショップを8日間開催しました。去年と同じように教育省と協力して開催できたことは、モルディブの体育教育発展のために派遣されている私たちにとっては本当にうれしいことです。

 ワークショップでは1日目に、体育に関する講義、JOCVから教員への授業(ボールゲームと器械体操)を行い、2日目に、教員から教員への授業、授業検討会を行いました。これは、参加教員のアウトプットがなった、アクティビティ紹介になってしまったという去年の反省を活かして、この内容を行いました。

 去年のワークショップを経験している隊員は3名しかおらず、7名は初めてのマレでのワークショップでした。初めての隊員にもしっかりと役割を担当してもらい、確実に去年よりも参加者の学びのあるワークショップできたと確信しています。今回のような一発勝負の場で、そして英語で、授業・プレゼンテーション・フィードバックをすることは、英語上級者にとっても簡単なことではありません。各担当者は自分の担当に責任を持って、多くの隊員は自分が納得いくまで連日深夜まで練習していました。参加者のために、そしてチームの一員として最善を尽くすのは大事ですが、最終的には自分が満足・納得できるかどうかだと思います。

 その点、今回私はある程度英語ができるからと高をくくり、自分の担当の2日目フィードバックの詰めが甘くなってしまったと感じています。残業するのはとても嫌いなのですが、やるべきときにもっと熱量を上げてやらないと、この先、自分のやりたいことはできないなと思いました。

 何はともあれ、無事終えることができました。このワークショップがどれだけ現地教員に影響を及ぼすのか、推し量ることは難しいですが、69日から始まる2学期に活かされることを願ってやみません。

 私たちの仕事はまだまだ終わりません。現在はワークショップの同時進行してきた体育教材の作成に精を出しています。モルディブのナショナルカリキュラムに沿った、指導案と図付き資料を計35本、作成中です。完成後は、教育省からモルディブすべての学校にデータで送信され、全学校が私たちが作成した資料をもとに授業を展開できるようになります。もちろん、様々な理由からあまり活用されずに終わることもあると思います。しかし、首都マレとフルマーレ島の全学校約20校には、使用後のアンケート調査も行えるので、データを集めて来年度に活かしていけたらいいと思います。

 昨日も深夜2時頃まで皆で(残業はとても嫌いですが)資料作成をしていました。私はこの資料作成のリーダーなので、悔いが残らないように、終わった後に胸を張れるように、残り1日間頑張りたいと思います。それでは。