日本人教師、600人の島に住むってよ in モルディブ(太田隊員は帰国しました)

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太田 洋舟
愛知県

タイプ/職種
青年海外協力隊
小学校教育
派遣国
アジア
モルディブ共和国 アリフダール環礁 ディグラ島
一言メッセージ
今やりたいことを仕事にして生きていれること、そして支えてくれるすべての方に感謝しています。絶海の常夏島から、のんびりした日常をお届けします。

 

太陽と海の水泳教室

2018.03.18

活動

 こんにちは。今回は水泳の授業について紹介したいと思います。

 まずモルディブの体育の指導要領は大きく分けると、「ボールゲーム」,「マット運動」, 「水泳」の3つに分けることができます。もちろんこれだけではなく、陸上競技や体つくり運動なども教えますが、メインとなるのは以上の3つです。中でも「水泳」は、親からの要望は高いですが、海での教えづらさや、泳げない教員が多いことから、島によっては軽視されがちな領域でもあります。

 そして自分の島では、3月の最初の休日(金曜は男子,土曜は女子)から3週間に渡り、水泳の授業を自分がメインティーチャーとして実施されました。校長や教頭先生の手厚いサポートにより、1~8年生ほぼ全ての生徒が参加し、計11人もの現地教員がサブティーチャーとしてともに教えました。

 学年にもよりますが、生徒15人に対して常に教員が5名以上という万全の態勢。自分は最初、「多すぎだし、体育とは関係ない先生に朝早く来てもらうのは申し訳ない」と思っていました。しかし、これだけ教員がいなければ、モルディブのやんちゃな子どもたちはコントロールできなかったし、安全に行えなかったと今は思います。このことを最初から見込んでいた校長先生は流石の一言です。

 しっかりと時間を守って、安全に行えたことはよかったですが、子どもたちの技能面に関しては非常に低いと感じました。特に低学年男子は顔を水につけることができない子どもばかりで、正直お手上げでした。ゴーグル絶対意味ないでしょ!と心の中で何度も叫んでました。笑 中,高学年は息継ぎが上手くできず、すぐに立ってしまう子どもが多かったです。

 計6日間授業を行って、日本の子どもたちよりも、明らかに水に慣れていない印象を受けました。その原因を考えると、「お風呂」がないことが大きいという考えに至りました。モルディブは各家庭に浴槽はなく、シャワーのみです。子どもたちは幼少期に、身体や顔を水に浸したり、身体が水中に浮いている非日常的感覚を味わう機会がないため、技能の向上が日本に比べて遅いのだと思います。

 写真はインド人の教頭先生です。低学年の技能レベルがあまりに低いので、5月にもう3回ほど実施してほしいとお願いされました。これ以上の教え方が分からずに困っている自分もいるので、相談してどのよう教えていくか、みんなで考えていけたらいいと思います。

 

 太陽と海の水泳教室のおかげで休日も朝6時起きだったため、もう1ヵ月以上6時起きが続いております。しかし来週は学校がお休みで、9連休が待っているので、気合い入れて今週も頑張りたいと思います。

 ちなみに9連休はジンベイザメを見に連れて行ってもらいます