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ふと、1年前にもこのブログで農業祭のことを書いたなーと思い出し、あれから1年も経ったのかと思うと時の流れはあっという間です。

トンガ国内6か所で行われる農業祭は、国民の6割が信仰しているキリスト教の宗派‘フリーウェズリアン’が年1回行っているカンファレンス（トンガ国内のフリーウェズリアンの牧師たちが集まり、話し合いや盛大な食事会を1週間に渡り行う、国の一大行事）を開催する島から始まります。今年はそのカンファレンスが首都のあるトンガタプ島で行われるということで、トンガタプから農業祭がスタートしました。

少し前になりますが、6月22日に行われたトンガタプの農業祭に今年もJICAとして健康ブースを出展しました。

日本では幼少期から年に数回行われる身体測定も、トンガでは実施されず、成人になってからも毎年健康診断を受けるという習慣がないため、自分の身長や体重を知らず、自分の現在の身体の状態を知らない人々がほとんどです。

　そんなトンガの人々に少しでも健康に対する意識を持ってもらえたらと思い、他の隊員とも協力し、健康ブースを出展しました。

　内容としては、身長、体重を測り、簡易BMI表にて自分の現在の肥満度を知ってもらい、それに合わせた健康宣言カードを選び、そのカードとともに写真を撮ってもらい、野菜やバナナを使用したミックスジュースをお礼として渡しました。

学校教育関連の隊員が多い中、さまざまな場面でみなさんに協力してもらい、とても助かりました。

特別支援学校の生徒たちが協力して作ってくれたフォトフレームと、協力してくれた隊員たちです。

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健康チェックに参加してくれた方へのお礼のミックスジュース

こちらは、バナナ、トマト、ニンジン、牛乳をを使用

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ブースの場所や時間の関係上、予想よりも健康チェックを受けてもらえる人数が少なかったのが頑張って準備した分、本当に残念でなりませんでした…

　しかし、王様が視察に周って来られた際に「Thank you for Tongan people」というお言葉を頂いたことやチェックしてくれた方々に自分の健康を意識してもらえるきっかけになったらいいのでは！と前向きにとらえ、引き続き、NCD対策を頑張っていけたらと思いました。

次は私の任地エウア島で行われた農業祭について書きたいと思います。