JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★業務命令「恋するフォーチュンクッキー」★

9月4日にベレンで敬老会が行われました。

恒例のJICAボランティアによる余興。

今回は2014〜2016年派遣の3期にわたるボランティアが

ダンスを披露。

題目はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」

60〜90歳代の方たちが来られる敬老会でこれをするなんて、

まったく想像できなかったのですが、

なんとこれ、汎アマゾニア日伯協会副会長堤剛太さんの発案

いつもお世話になっている方から言われたら、

そして、堤さんご自身が踊られるのですから、

断るわけにはいきません。

今年派遣されたボランティアには、

ベレン着任前にビデオを送って、練習をお願いしました。

しかも、「業務命令です」という堤さんからのメッセージ付き。

練習は1か月ほど前からスタート。

副会長堤さんの一声(これまた「業務命令」?)で

一気に参加者が増え、

協会職員の方たちを含め、最終的に15名ほどになりました。

サプライズ効果を狙って

フラッシュモブ(観客が次々に参加していく)にしよう、

ここはもっとシンプルな動きに、

立ち位置はこういうふうに、

などといろいろな意見を出し合い、

練習を重ねていくうちに、ぎこちないステップも徐々に軽快に。

驚いたのは、はじめは恥ずかしがっていた職員の方たちが、

だんだん乗り気になってきて、

「もう一回やろう」と何度も動きを確認しながら練習していたこと。

本番でも、

赤いアフロヘアーのかつらや星型の大きなサングラスなどを

身につけ、ド派手な姿で盛り上げてくださいました。

私にとっては3度目の、そして、最後の敬老会。

協会の方たちと一緒に何かをするというのは、

おそらくこれが最初で最後だと思います。

3年間の活動のなかで、特に印象に残る思い出の一つになりました。

「業務命令」をやり遂げた閉会後のボランティア。

私はホッとしていましたが、

今年派遣のボランティアは、

すでに来年のことを考えて頭を抱えていたかも。

ま、野となれ山となれ。がんばってね〜。

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